R-15作品とは?
本サービスにおいて「R-15作品」とは、①性的表現、又は②暴力的な表現、若しくは③自死又は犯罪を誘発するおそれがある表現を含み、その主題や表現の刺激性や明白性、直接性等により、15歳未満の青少年が閲覧することが、理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれ、その健全な育成への影響が懸念される作品を指します。ただしさらに「R-18作品」に該当する場合、その作品は「R-15作品」ではなく「R-18作品」となります。
(詳しくはR-18作品・児童ポルノ作品に関するガイドラインをご覧ください)
R-15作品を投稿するときは
R-15作品を投稿する場合は、必ず年齢制限項目の「R-15」を選択して下さい。
R-15作品該当性の判断について
特定の作品がR-15作品に該当するかどうかは、原則として、その作品を15歳未満の青少年(例えば小中学生)が閲覧することが、社会通念(社会一般に通用している常識的見地)に照らして適切かどうかという観点から判断されることとなります。
作品のカテゴライズとしては、軽度の性的表現や暴力的表現等を含むことにより、①全年齢対象ではないものの、②R-18作品とするほどの刺激性や明白性を含まない作品がこれらに該当します。その判断に当たっては、下記の基準に該当するものがあるかどうかを参考にして下さい。
性的主題(ヌード、性交、愛撫等の表現)
1. 被服による判断
極端に面積の少ない被服(非常に丈が短いミニスカートなど)や水着、シースルー等の衣服又は衣服が濡れたことにより乳房、臀部、陰部、性器等の輪郭や色味が鮮明となっている人物が含まれる場合で、その人物が作品の主要なモチーフとなっている場合
ただし自然な情景描写の一部(例えば海辺の風景を描くために必然的に水着姿の人物群が含まれる場合など)としてそうした表現が付随的に含まれ、その人物が作品の主要なモチーフとなっていない場合は「R-15」とする必要はありません。
2. ポーズと構図による判断
人物が以下のポーズのいずれかを取っている姿態および構図となっている作品で、かつ乳首・臀部・陰部(ヘアヌードを含む)・性器の露出がないもの。
- 両脚を開いているか、または片脚を大きく開いているポーズであって、下から見上げている構図となっているか、又は陰部・臀部を強調する構図となっているもの
- スカート、シャツ等の被服を本人がたくし上げている(または引っ張って下げている)か、又は風などによりまくり上がっている(またはずり落ちている)ポーズであって、下着を視認できる構図となっているもの
- 上記の他、乳房又は臀部をことさらに強調するポーズ又は構図のもの(例:両腕を後頭部に回して胸を突き出しているポーズ、乳房を持ち上げているポーズ、又は前傾姿勢となって臀部を突き出しているポーズなどで、そのポーズにより強調された乳房や臀部がその作品全体の主要なモチーフのひとつとなる構図となっているもの)
なお「露出がない」とは、被服や下着によりこれらの箇所が自然に隠蔽されている状態を指し、①被服が濡れていることや下着に透かしが施されていること等によりこれらの箇所の輪郭や色味が視認できる状態や、②モザイク処理等によりこれらが作為的に隠蔽されている場合は、原則として「R-18作品」に該当するものとします。
3. 主題と表現方法による判断
性交、性交類似行為、自慰行為等を描いているものは、「R-18作品に関するガイドライン」に基づき、「R-15作品」ではなく、「R-18作品」となります。
これらの行為に至らない愛撫や抱擁等を表現している作品は、原則として全年齢対象作品とすることができますが、ただし暴力的であったり、無理強いしているかのような愛撫や抱擁を描いている場合や、エクスタシーの表現(いわゆる「あへ顔」など)が刺激的である場合は、「R-15作品」となります。
例外について
上記の各基準に形式的に該当する場合においても、作品がデザイン的又は審美的な価値を追求している場合であって、そのデザイン的・審美的なコンテキストに照らして、その該当するモチーフや構図、表現に相当程度の必要性が認められる場合は、例外的に「R-15作品」に該当しない場合も考えられます。ただしその場合は、そうした美的価値を志向する作品であることが顕著であること(いわゆる抽象画や油彩画風のイラストなど)が、そうした例外的な判断を行う上での基準となります。
また上記の各基準に形式的には該当しない場合においても、「R-15作品とは?」に掲げる「R-15」カテゴリーの設定目的から、明らかに15歳未満が閲覧することが不適切であるときは、「R-15作品」に該当する場合もあることに留意して下さい。
いずれの場合においても、また個々の判断基準への該当性の有無に関しても、当社は、投稿者が「R-15作品」タグを付与したかどうかにかかわりなく、コミュニティの適正な運営の観点から、裁量により特定の作品のカテゴリーを判断し、タグの変更等の措置をすることができるものとします。
2023年10月16日策定