火と鉄の国 「グランゼン」
領土内に多くの活火山を有し、人が住むには過酷な熱と荒れた岩山が広がる火山地帯で興った国。人にとっては悪環境だが、多くの鉱山資源が眠っている他、それらの資源を加工するために必要な熱を容易に確保できることから、鉄の道具などを多く生み出している。この高温な国土で人々が生きるためには多くの水が必要となり、その一方で水を得ることのできる場所があまりにも少ない。そのためウェスティリアから多くの飲み水を輸入していたが、苦労することなく水を得ることの出来るウェスティリアから、グランゼンが苦労して生み出す鉄の道具を要求されることは最初から割に合う話ではなかった。十分に戦う余力を得たグランゼンは満を持して水を得るためにウェスティリアへと侵攻を開始した。また、エルフェアルから攻められている。