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時刻は2時を指した、
俺はアイツが言ったことを信じていなかった。

「早く寝ないと駄目だったんだ!」

アイツはおかしくなって、精神病院に送られたらしい。
なんせ、あのクマが深夜2時に現れて怖いことをするなんて、そんな…
ドン!
扉を激しく叩く(?)殴る音が聞こえる
ドン!
スマホを落とす、俺は一人暮らしをしている。
この空間において、俺以外にたてるやつなどいるわけがない。
だから、信じられなかった、あのクマが!

「おっおい、なんだってんだよ!」

俺は怖くなって、怒鳴り散らす。
隣には迷惑かもしれないが黙っていたら、どうにかなっちまう。

クマの殴る音が止む、

いっ行ったか?

俺は気になり、扉の方へ一歩一歩、針を通すかのように歩みを進めていく。
向こう側の存在を確認するため、顔を近づけると、

ドォォーン!

扉の一部がぶっ壊れる、

あっアイツだった

アイツが俺を見つめてくる

「やっやめろその目で俺を」

クマの瞳は空洞で、
見つめれば飲み込まれそうだった。
漆黒の虚無が俺を見ている。
クマの中身は闇そのものなのではと…

「あっあっあぁぁぁぁー!」

俺は俺の言語が可笑しくなり壊れてしまうぶばやかやねにかなさひやは

ー大丈夫だ問題無いー

「おい、クマ、これが今回の報酬だ」

クマは黙って受け取る

「オマエの出自は問わねぇけどよ、あんなに癒しキャラだったおまえがどうしてこんな裏稼業やってんだよ」

クマはどこかから、一枚の写真を取り出し、サングラスの男に渡す

「へぇ、これがおまえの理由なんだな」

グラサンの男は納得した顔で帰る。
クマは写真をしばらく見つめ、
闇夜へと消えていった。

(あとがき)
このクマが生成された時、
あっこれは早く寝ないとヤバイなと思い、本作にいきつきました。
「大丈夫だ問題無い」のセリフ、
ネタ的として使われがちですが、
仕事人や暗殺者が使ったら、
かっこいいなと思い、
ホラーで終わらせるのではなく、
ハードボイルドなお仕事物にしました。
あっクマだのクマとは別世界のクマですが、このクマにも何か深い事情を背負って生きています。
グラサン男が写真を見て、納得した顔で帰っていく。
どんな写真かは皆さんの想像でお楽しみください。

本作を作ったきっかけはジェラードンさんの『シャイニングみたいに話しかけてくる店員』の動画が面白かったからです。
皆さんにもおすすめしたいので、
リンク貼っておきます。
これでジェラードン好きが増えてくれるといいなぁ(о´∀`о)

https://youtu.be/mIqkMBqw0VM?si=tlSV_joiSXSxcnDu


それでは皆さんおやすみなさいZzz

呪文

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