シズクの空は不器用だけど美しい
音楽バンドを視点と組もうと考えていた。
しかし、シズクは頭の中にモヤモヤが生じたまま、心の中に鬱屈とした見えない何かに苦しんでいた。
「私ってなんだろう…」
屋上にて一人呟く
シズク、視点とは友達でもあり、
音楽が好きな仲間である。
だからこそ、恋と友情、
二つの狭間で苦しんでいた。
「シズク、一緒にまた新しい音楽ができたんだよだからさ…」
後ろには視点の友人…ツバサがいた。
「あなたなんて…知らないから」
言ってしまった。
心にも思っていないことをシズクは、
頭の中のモヤモヤと、キラキラの狭間で揺れ動く、混沌とした何かにシズクは苦しんだ。
視点の傷ついた表情に…シズクは、
その日以来、何もできずにいた。
遠くから、物陰から見つめる。
ツバサはシズクを見て、
「徒然は好きなんだろ視点のことが」
「好きだけど、恋としてでもあり、仲間としてでもあり…頭の中がぐちゃぐちゃにゃ」
ハンバーガーを食べる、味を感じない。
食事に幸せを感じない。
鬱々として、心の中は灰色、何かに急かされながら僕らは生きてる、そんな世の中、
どこにいても、不安は拭えず、言えない苦しみを抱きながら、家路につく。
「眠れないにゃり」
「姉ちゃん…お菓子食べ、うわぁー!シズク姉ちゃん、溢してるお茶溢してるよ!」
「にゃ…にゃ…にゃ…」
茫然自失、心、ここにあらずといった日々をすごし、遠くから視点を見ては、俯く。
空を眺める、どうして、空は綺麗なのだろう。降りしきる雨の青、アオハルといったキラキラがシズクにとっては恨めしく思った。
「光があるから、憂鬱になる、憂鬱さのシンドローム、アオハルアンチワールド…」
音楽を作ることにした。
シズクにとって、不器用な猫にとって、
彼女は作品を通して、視点に届けることにした。
不馴れながらも、好きだけど、二重の好きがこもったこのモヤモヤを晴らすための音楽を…
『憂鬱になるほど空は青いんだ』
https://suno.com/song/ac7a9d8a-fc03-4a8e-a550-45ed8c917abe
シズクが一晩かけて書いた。
思いの外を、青春とは何かを
キラキラだけじゃない
醜い闇すらも表したものを
彼女は視点に勇気をもって、声をかける
「なんだよ、話って…」
「とりあえず、スマホだして」
「うん」
送られる音楽データ、彼女は…頬を染めて
「音楽聞いてみて…」
シズクの作った曲を聞く、
頭の中にあるモヤモヤを抱きながら
書いた歌詞を読みながら、ピアノとロックな流れで進む、それは彼の心に深く染みた。
青春とはカントなのだ。
少年少女が綺麗な恋で終わらせることなど
難しく、胸のなかで苦しく燻る炎、
死にたくなるような思いの中で、
悩ませ続ける斜陽の雨…
彼女の思いは言葉には伝えられない
ならば、音楽をもって、表現しようとした。
結晶を聞いて、視点は…
「シズク…俺のほう…こそ、素直になれなくて…ごめん」
「いや…いいにゃりよ」
不器用な2人、言葉の好きが二重に絡まって躓くこともあるけれど、少しずつ、心に抱いた曇りが晴れればいいな。
(猫メモ)
マッサー様作 『test3』
https://www.chichi-pui.com/posts/da5f0cdc-b38e-4273-8c6a-f5f82a9f00a4/
の3枚目を使ってみたいな!
と思い、本作を作った次第です。
不器用な2人の恋の模様を描いたPixAI先生には感謝ですね。
本作をibis paintの編集機能を使って、マッサーさんの作った四コマ枠から四コママンガを作るの楽しかったです。
これは、ちちぷい界隈のみならず、創作世界に革新をもたらすものなのだと思いました。
マッサーさん、ありがとうございました!
これからも、四コマ漫画、作っていけたらなと思います。
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2件のコメント
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こちらこそ、コマ枠のご利用&ご紹介ありがとうございます!
猫乃さんの使われ方を見て、ストーリーボードとして読ませてから
キャプションや挿絵に誘導するテクニックに気が付きました
4コマだからと無理にオチを付ける必要はないのですね!
物語の雰囲気を掴んでもらって、中身に引きずり込む……恐ろしい
そして、このキャプション量とは別に音楽と歌詞がある
この作品どれだけの工数がかかっているんだ
学校は今思えば特殊な空間でした
同じくらいの年齢が集まって、同じ制服を着て、同じ事を学んで
小さな箱庭で自分の立ち位置を気にして言わなくてもい事を言ったり
やりたかった事をあきらめたり
学校以外のコミュニティと繋がりがあったら、私も違った立ち振る舞いが出来たと思います
小さな世界を外から眺める視点が欲しかったです
なにを言いたいか自分でもまとまりませんが
青春はちょっと湿って歪んでるくらいが楽しいのです😎
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