153話⑧勇者とネモ船長
艦内の船長室で、悩むアッシュ。
仲間を救えず、妹アーシャとも刃を交えた。
港を襲った津波は、交戦の余波。
珈琲を淹れながら、誰でもない男は呟く。
「諦めない限り、道はあるさ」
「そうよ。あたしもついてる」
夢渡りから戻ったマリカも、励ましてくれた。
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シャルロッテとクワンダが危機に陥ったとき、なぜアッシュたちは助けに来れなかったのか。
アーシャと交戦中だからでした。
ノーチラス号と言えばネモ船長、誰でもない男。
この世界でそれを名乗っているのは、アッシュの育て親オレガノ。怪傑ヴァジルでした。
あちらを立てればこちらが立たずと、挿絵は妥協せざるを得ませんでしたが。
【参考1】119話②父として
https://www.chichi-pui.com/posts/9767c0ae-6e48-48f7-b897-400ef9d0c8ed/
【参考2】149話③勇者は死んだ
https://www.chichi-pui.com/posts/92f0e9d5-307d-43b4-a38c-e150e4cd97f2/
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