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バレンタイン (剣道部主将)

使用したAI NovelAI
「よう下僕よ! 我からのバレンタインだ。ありがたく頂くが良い! 我がやるのはお前だけだからな」
従姉弟が半ば投げるように俺に小箱を手渡す。一応手作りっぽい煩雑な包装だった。
「お前なあ・・・。しっかし、今年も多いな。お前女なのに貰う方なんだよな」毎年とはいえ、俺は呆れている。
「んなもん知らん! 女子が勝手にくれるのだ。なんか恋文もあったが、面倒だからチョコだけもらった!」
従姉弟は、紙袋に入ったチョコを見せた。少なくとも10個以上ある。
このアホの子は全く気付いていないが、こいつは男よりも女にモテる。
武道のせいかもしれないが、外見も凄く良いのだ。剣道三段だから実際に強いしな。
顧問のハゲもとい、三浦先生も剣道三段だが従姉弟には勝てない。だから、実際は四段に近い実力なのだろう。
「あのなあ、恋文拒否してチョコだけもらうなんてことすると刺されるぞ」俺は冗談で言った。
「アン? 恋文くれたのは男やったが・・・」ヤバイ、冗談で済まなくなった・・・。
「男かよ! そのチョコ食べん方がいいぞ。何に入っているかわからんぞ」食べ物に変な物混ぜて渡す奴が、以前本当にいたのだ。
「ああ、もう食った。既製品やったからいいだろう。なんか1個1500円くらいするチョコらしいが、大変美味であった。ブルガリとか言ってたな・・・」
もう食ったのかよ・・・。まあ既製品ならいいか・・・。
ん? 待て待て! チョコ1個で1500円のブルガリって超高級品だぞ? お前本当に刺されるぞ・・・。
という俺の心配をよそに、従姉弟は歩きながらチョコを頬ばっていくのだった。

※結局、従姉弟が貰ったチョコは14個だった。
 俺は、妹と従姉弟から2個だった。(家族と親類のみと言うのが微妙だ)
 後日知ったのだが、本当に従姉弟は俺以外チョコを渡していなかった。
 何個も作るのは面倒だったんだと思うが、まあ正直嬉しかった。(順調に下僕洗脳中)

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jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon
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