嵐の竜 -Dragon's Note- {竜追いの手記}
それは竜に魅せられた一人の人間が残した一冊の手帳。
そして今より語られるのは その手記の一部となる...。
私がその竜を目撃したのは 荒れ狂う嵐の中、
密林を探索していた時の事だった。
異質な咆哮の先 岩の末端にそれは存在した。
《マグナストルム》
悪天候時の山や森林 密林にて姿を現す希少な竜。
その咆哮は異質であり 金属音の様な、
甲高く震え響く 音を発する。
外皮は金属のように硬く、
そして光で反射するくらいに 艶光する甲殻で覆われている。
その甲殻は武器や防具の素材として優秀であり、
この竜の希少性から 高額で取引されている...。
私はもっと接近しようとしたが、
余りにも悪い天候の影響で視界は酷く。
足場すら雨水によって 進みずらくなっていた事により、
それ以上 近づくことができなかった......
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