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戦場に浮かぶ虹〈NK社報告記録〉

使用したAI その他
NK社による
建物内部の対象を掃討完了後、

「虹か…綺麗だな…」

NK兵の1人(Aとする)が呟く

「まだお前に希望があるとは」

傍らにいたもう1人(Bとする)が
煙草を吹かして、驚嘆する

「絶望の中に希望を持っちゃ駄目ですよね…俺なんかが」

Aは笑う、

「あぁ、お前はNK社の理念を破ったからら殺さなくちゃならない」

Bはハンドガンを握りしめ銃口をAに向ける

「じゃあなA」

「はい」

Aは笑顔で死んでいった…
絶望結社は、希望を持つことを許さない
心に常に絶望を、故に希望を持った瞬間、
例え、善人であったとしても、
殺さなくてはならなかった。
非情、冷徹、非道と言われるかもしれない。
だが、希望を持つが故に辛くなるのだ。
極やまゆ子は希望だった、故に、
殺す対象になったのだ。

(俺は何人、この虹を見た時に美しいと言う人間を殺さなくちゃいけないんだ。)

BはAの亡骸を処理し、建物を爆破すると、その場を後にする。

残されるのは廃墟と虹だけ…。

名もなきNK兵の報告記録

〈絶望報告書〉
希望を持ってはならない、
心に絶望を抱き、
絶望と共に生きよ、
希望は悲しみ、怒り、憎悪の元、
故に粛清の対象となる。

呪文

入力なし

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