格闘場でのバトル #3
達也が魔法の詠唱を行っている間、らんまは単独でクロウタロンと激闘を繰り広げていた。
らんまはクロウタロンに衣装を全て引き剥がされてしまい、大勢の観客の前に裸体を晒すこととなった。だが、らんまは裸で見られることに一切気を取られず、クロウタロンと果敢に戦い続けた。
「達也、詠唱はまだか……?!」
「もうちょっとだ……!あと、ちょっとで終わる。って、らんま……!」
達也は詠唱を一心不乱に進めていた。らんまの奮闘に報いるため、そしてこの場を切り抜けるために、必ず成功させなければならないという思いが彼を駆り立てた。
しかし、らんまの裸が気になって、彼は通常よりも詠唱に時間がかかっていた。
ついに達也は詠唱が終わり、魔法陣をらんまの頭上に浮かびあがらせた。
「準備、いいぞ! らんま、おもいっきし、打ち込め!」
そこへ、らんまは無差別格闘早乙女流の飛龍昇天波を繰り出す。
「あぁ、わかってらぁ、このド変態モンスター! 食らいやがれ、水神龍昇天波ぁあ!」
その瞬間、らんまの拳から放たれた水神龍昇天波がクロウタロンの脳天に叩き込まれると、一瞬の静寂の後、巨大な衝撃波が広がり始めた。
クロウタロンはその強烈な衝撃に耐えられず、苦痛の声を上げながら膝をついた。徐々に体が縮んでいき、最終的にはその姿が崩れ、激しく煙る魔力の塊へと変わっていった。そして、次の瞬間、その塊は爆発し、煙と共にクロウタロンは消え去った。
カジノ内は一気に静まり返り、数秒後、雷鳴のような拍手が巻き起こった。二人の勇姿に感動した観客たちは、称える声をあちこちから送り続けた。らんまたちは力を合わせ、強敵クロウタロンを打ち倒すことができたのだ。
そして、この一件をきっかけに達也とらんまはカジノでの借金をチャラにしてもらうことになり、二人は再び旅を続けることができたのであった。
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女らんまと異世界冒険記からクロスオーバー参戦中です
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