白幻の天海竜 -Dragon's Note- {竜追いの手記}
それは竜に魅せられた一人の人間が残した一冊の手帳。
そして今より語られるのは その手記の一部となる...。
-その白き幻 天海を統べる妖精なりて-
遠方に伝わる伝承を頼りに 私は荒れ遺跡の海岸を訪れた。
風は激しく 重い空の下、
点在する遺跡群を調べながら 私はその時を待ちわびていた...。
この海岸訪れてから数ヶ月経過したある日。
それは妖精の導きにより 再現され、
神秘の姿は私の前に顕現した。
エンシェント・エフェクト。
これが伝承の真相だと 私はこの目で確認した。
それは 妖精達の舞いであり、
太古 その地で起きた出来事を再演する。
言わずと知れた妖精の気まぐれで 娯楽の一つである。
骨折り損とは 今回の事のような気がするが、
ただ事実として かつては実在していた存在だということが分かった。
そして伝承や伝説はまだ山とある。
そのどれかは 未だに存在している可能性があるということだろう。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
コメント
コメントをするにはログインをする必要があります。