キツツキルナコ『キツツキ流鬼降臨』【ニャンノ世界】
https://suno.com/song/01c27cf5-f375-47d6-ba7d-c6d3862372b0
食べ物、カレーライスの具材どないしよか
となったキツツキルナコは
子供や祖父や夫、祖母
キツツキ家で奮戦する者らの
ために本気を出すわけで…
「皆も最後だからね…もっと盛り上げようかしらん」
頭から角が生える…
キツツキハルノグの
戦闘における知識や鍛練を見てきた彼女も
また…ある種の戦闘民族であった。
彼女の変化の力は生態の姿を模写するにとどまらず、かの力や能力すらも、既存の実力に加えて、把握することができるのである。
キツツキ家のハルノグの母は強し
かかあ天下なるものだから
キツツキノグハレが未だ出てこないので
早々に出していきたいものである。
「赤き月アナタにかわって、ボコるわね」
アナタ(キツツキノグハレ)を指す
ノグロウの息子で、数々の忠臣の生き方を見て育った影響からか、一途な愛を貫くカッコいい奴になったのである。
そのことに関してノグロウは
「ワシの生き方が酒池肉林なら、アイツの生き方はサイキョウと似ていて好かんのう」としつつも、「まぁ、ワシはワシ、酒池肉林バンザーイ」として、歯向かう民らを斬首しながら、即刻炎で燃やして、その骸骨をグラス代わりにして頂くのだ。
「蛮族プレイはまぁ、好きだなと」
キツツキノグハレは父親の為すことに、止めはしないし、むしろ、高潔なことはいつか破綻してしまう。
マタタビヤ地方は、世紀末じみており、ヒャッハーな奴らも多いためかヴァイキングのような気風が漂っていた。
故に混沌、故に性を謳歌する奴らだからこそ、彼らを取りまとめている核たるものが
母親や祖母なのである。
一見すると、この纏まりのなくヒャッハーな奴らは、カレーが好きだ。
キツツキカレー、キツツキ流戦法、
キツツキなるものには各々の癖なるものが込められている。グヘヘなるものが、宿っていて、このグヘヘへに生きることこそ…
「ジナライくん、考えすぎね」
ギノジナライ、執事侍、
キツツキハルノグに仕えており
兼、婚約者である。
キツツキノグロウの執事侍
ギノジロチョウの孫で
ギノ家は執事侍を輩出する家門であり、
家臣として全力で応える。
特にキツツキノグロウとギノジロチョウの仲は熱く、噂では、衆道を交わしたとさえあり、ノグロウとジロチョウの噂を元にしたBL本も販売されているらしく、キツツキハルノグがグヘヘへとなりながら書いて、祖父に見せると「おぉ、懐かしいなジロチョウとはキンタマをぶつけあったんじゃ」
と豪快に笑いながら語る様はまさしく攻めで、きっとギノジロチョウは受けだったのだろうと、キツツキハルノグはグヘヘへと笑うので、ジナライは、困りながらも、彼女の性癖にも応えてきたのだから、問題ない。
キツツキ軍には魅力的な家臣が多い
褐色の侍でノグロウの愛人 赤兎馬ナツメ
くノ一でノグロウの愛人フクカゲ先生
忠義に生きる侍 ダイロックスリーナイン
孫が雪だるまから作った武者
雪堕ルマン豪世
など…
「ジナライ、我が軍のメンツって癖が強いな」
母のカレーを食べながらキツツキハルノグは呟く…
「おまけにワシの母は強いから、今も戦ってるかと思うと」
うずうずしてきていた。
隣には赤兎馬ナツメも祖父の夜のお相手のためにカレーを食べており
「ハルノグよぉ、アタシも早くバトりたい、けど、あのジジイ、よほど、アタシの魅力に沼ったのか、離さないんだよぉ、どぉにか言ってやってくれないか」
「うーん、そうだなぁ~グヘヘへじゃあ、私の相手をして!」
「えっえぇ~」
「吸わせてくださいなぁよかろう脇の匂い褐色は最高じゃからなぁ~すぅ~おぉ~ヨキヨキ」
「やっやめろハルノグ、あっあひゃいはぁぁ~」
赤兎馬ナツメはリュウカからやってきた武士らしい…
「母ちゃんや父ちゃんは戦場でバトりたいからと、アタシをハルノグに嫁がせたんだ…身勝手だよな…でも、今はいいんだ…父ちゃんや母ちゃんはバトルが好き、アタシもバトルが好きだって」
赤兎馬ナツメは親に会いたい意思を持ってることはハルノグからも分かった。
だから、彼女の手を握り
「ナツメちゃん!むぎゅう」
「おっおい、アタシは…おっおっぱい」
「お母さんも」
「うふふ、そうねぇ、包み込んでやらなくちゃねぇ」
キツツキ家の母と娘のパイに昇天しそうになる赤兎馬ナツメであった。
「まぁ、この戦が終わったら、アタシ、放浪の旅に出ようと思うよ…」
「ナツメ…」
「だって、父や母はバトルが好きだ…そして、アタシがバトルを好きだってのを示して、また一家団欒…できたら!くっ…うつぅ…」
幼き体型の中にさまざまな思いを秘めていた彼女を包容するは、キツツキルナコであった。
「本当のママにはなれないけれど、辛くなったらいつでも抱き締めてあげるからね」
「うん…ぐっぐすうん…」
赤兎馬ナツメ、バトルが好きな侍だ。
そして、キツツキ家にとって大事な妹的存在なのだと…感じつつ…
「おい、ジナライ…ワシも…お前とセックスしてもいいかなと思ってるから…お前の愛人でも嫁にでもなりたい…」
頭をポリポリさせながらとんでもないことを言うナツメにお茶を吹き出すジナライ
「えっあっへっほっはぁー!そっそれはハルノグには…」
「言ったよ、そしたらいいって」
「でも、ノグロウ様の愛人」
「あぁ、あの狸オヤジに言ったら、曾孫楽しみにしてるぞグヘヘへと言ってたから大丈夫…さっ!こい!」
こうして、ジナライは愛する嫁が2人になった。
(もしや…ノグロウ様はこうしてハーレムになったんじゃあ…)
とジナライはそんなことを思いつつ、
赤兎馬ナツメとキツツキハルノグを交えて
作戦会議をしながら、カレーを食べた。
キツツキルナコはカレーを作る…
戦場にてバトルする。
今宵も赤き月が綺麗である…
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
コメント
この作品はコメントを受け付けていません。