十Kurohou十 ー十二孤月ー『黒色生体細胞の闇』【ニャンノ世界】
Song(SunoAI)
https://suno.com/song/8d63c4ec-2ae4-4cf3-82cd-537728677154
侍冬地戦終われども
円Momohou円との宿命は終わらず、
キツツキ城にて、攻め入る
刺客たちを迎撃する…
ー十二孤月ー
十Kurohou十
『Death Bullet』と銘された、銃を手に眼前の円Momohou円とその周囲のMomohou兵たちに向かってトリガーを引く。
円Momohou円は
すぐさま、Momohou兵に命じ
守護の陣を敷く、
前衛の桃戌
「さすが、桃太郎に命じ我が配下を殺しただけあるな!円Momohou円」
分裂する十Kurohou十
二つに分かたれた、闇に対して
中衛の桃申が、周囲に桃色の玉を投げる
その玉は素早く、一発ごとに、ミサイルのごとき素早さと、その桃は邪を滅すものであるから、十Kurohou十に当たれば闇のものであるから、効果抜群だ。
だが、十Kurohou十は止まらなかった。
いや、何度も敗戦、苦難を背負ってきたからこそ、桃申の機動は読め、疾駆し、
胴体を貫く
「ぐっ、見事…」
消滅する桃申、さながら桜吹雪のような散り際である。
そして、桃戌が差し迫るが、黒狗が相手をする。
「黒様、前衛の黒狗にお任せを」
「任せよう、では中衛の黒猴よバックアップは頼んだ」
「了解だ…」
狙撃銃で桃戌に狙いをつける
葉巻を咥えた黒い外套の猿は
必殺必中を待つ
桃戌は桃申の消失により形勢不利である。
円Momohou円は考える
駒を失ったことは痛手だ、
相手には三つ
こちらは二つ
おまけに相手は
『黒色生体細胞の闇』十Kurohou十
彼が引き金を引くことで、
このトリガーは混沌をうみ
彼が剣を振れば戦争が起きる
戦争とは悪がいて憎悪が起こることで起こることであり、
平和とは、戦争の休憩のような仮初めのものに過ぎなかった。
人類進化の根元に争いがあるかぎり、
戦争というものは競争の拡大であるから、
とどまることを知らない。
加速し激しさを増していく
十Kurohou十の攻撃に
嘆きの涙を円Momohou円は流す
平和や秩序は破壊される…
しかし、平和とはなにかを考えられる
時間はあるのだろうか?
その争いを止めるものができないから、
獣だと認識しないための美辞麗句に過ぎないのか?
混沌と化していく、
歴史は語る
常に進化の裏に戦争があったと…
それでも諦めない桃色生体細胞の光
駒はなくなった後は王の駒のみである。
「この形態だけかと思うたか…」
ハテナとビックリマークを浮かべる
円Momohou円
「何が言いたい…」
「お前にサプライズをしようと思ってな、この形態だけだと思っている平和的な考えとはおしまいだ!」
戦争とは兵器の進化の上で成り立っている。
血塗られた手でバターを塗り、現世という手には殺戮の手がなくとも、前世には必ずどこかで戦争という手を握っていたのかもしれない、細胞中枢に至る場所に黒色がいたとしたら…それは神ではなく、細胞によるもの…
円Momohou円は絶望し…黒く染まる…
「Got ist tot.」
ありふれた日常、ありふれた世界には
当たり前の日常は戦争の上によって
成り立っていることに気づく
戦争があるからこそ
平和という概念は生まれ
平和という概念は腐敗に変わり
戦争が生まれる
世界は崩壊しつつある、
混沌と狂気の世界によって
円Momohou円は次第に十Momohou十
そさて、十Kurohou十へと変わる。
こうして、キツツキ城を襲った
桃色生体細胞の光は消え
黒色生体細胞の闇となった…
ー十二孤月ー 拡大し炎を広げる存在
悪魔の翼が広がる…、
光と虚飾にまみれた秩序に終止符をもたらすために覇道を歩むトランペットだ。
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