137話④夜のアバターたち
フライパンの一撃は強烈だ。
「ああもう、ケセラセラでち!」
成り行き任せで、シャルロッテも氷の魔銃で援護射撃。
「エルルか!?」
賊のリーダーが、気付いて手招き。考える余裕もなく、誘導に従った。
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エルル、シャルロッテ、謎の黒人はみんな「アバター」です。
人が眠っている間に、精神だけが身体から抜け出て遠くの土地へ無意識に飛ぶのが「夢渡り」。
精神体が実体化して、生身のように活動できるのが「アバター」。
生身のときに使い慣れた武器や衣装も、夢のチカラで具現化して使えます。
逆に、明確にイメージできないものは上手く使えない。
AIではそこまで徹底するのが難しいですが、もしコミカライズするなら
「生身」と「アバター」を一目で見分けられる描写は必須でしょう。
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