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深夜...

意識を失った執事の顔を見つめる幻刃...
幻刃「ようやくかしら?毒が浸透したか?」
無表情で瞳を閉じている執事...意識なきことと防御姿勢でないことから完全に無防備であることを確信する。

幻刃「やっと、食えるのか...くっふふ♪」
次第に腰から尻尾が渦巻く...
幻刃(毒を吐けばいいと申した際は使えると思い、利用したが!ふふふ!我の毒ですっかり意識ない!コレで生男子ならばもっと良かったが、やむを得ないの!幻刃の為にも!)
ゆっくり、執事に近づく...が?
執事「動くな?動けば即斬る」
背後に突如気配がする...後ろを取られた?
なら目の前のコヤツは...!?消えている!?

幻刃「💦えと、どうされましたか?」
慌てて取り繕うも...
執事「正体は見え見えだよ。キツネのアヤカシと言ったか?この国では9本の尾を持つ伝説の妖怪が居たと聞くが?」

幻刃「なぁぁんじゃ?バレとるんだ小童♪参った参った♪降参じゃ♪」
執事「やけに諦めがはやいな?。まあいい、アンタと取引がしたい」

幻刃「ワシと取引?面白い!なんぞ取引するんじゃ?主の実力は聞きしに及ぶ故に敵わぬ事は存知じゃ。逆らうつもりはない」
執事「理解が早くて助かるな。内容は、幻刃とアンタの安全を守る取引だ」
幻刃「殊勝な!」

突如妖怪化した幻刃、タイトルの通り玉藻前曦袂がモデルですが、どう話し合うのか?
神無月の動乱はまだ揺らいでいる。

呪文

入力なし

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