宇宙人カノジョ化計画_06

2023/10/25

使用したAI Stable Diffusion

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朝。
？「……ルト、ハルト」
ハルト「う〜ん……ん？」
俺を呼ぶ女性の声が聞こえる。
誰の声だろう。声の方するへ体を向け、重いまぶたをゆっくりと開ける。
ゾラン「ハルト、起キロ。朝ダゾ」
〈画像〉
ハルト「うわッ！ ……なんだ、ゾランか」
俺の目の前でレナちゃん、もといゾランが四つんばいになっている。レナちゃんの巨乳が両腕に挟まれ強調されていて、若さと妖艶さのギャップも相まってとてもエロい。
朝からとんだサービスカットだ。
スマホを見ると、まだ６時前だった。いつもより１時間は早い。
元来の寝起きの悪さに昨夜の一連の出来事による寝不足も加わって、俺の頭はほとんど働かない。
寝ぼけ眼をこすりながら、俺はゾランにたずねた。
ハルト「さすがに早くないか？」
ゾラン「私ノ場所、ドコ？」
ハルト「場所？ ……ああ、あのことね」
母が起きてくる前にゾランの居場所を確保しなければならないのを忘れていた。俺は昨夜できなかった質問をしてみる。
ハルト「船に戻るんじゃダメなの？」
ゾラン「アレ、壊レテイテ、モウ中ニ入レナイ」
ハルト「え〜？すぐには直せないの？」
ゾラン「特殊ナ工具、必要」
ハルト「マジか」
俺は困ったふりをしながら、内心安堵していた。
まだゾランとここに居られる。
かなり特殊な形ではあるが、これは彼女いない歴イコール年齢の俺に巡ってきたチャンスかもしれない。
なんとかしてゾランをここに繋ぎ止めておきたい。
地球のことは追々知ってもらえばいい。
そんな欲が俺の中で現れはじめていた。
とはいえ、今はこの状況をどう打開すればいいのか。
ハルト「ゾランは人だけじゃなく物にも変身できるの？」
ゾラン「モチロン」
ハルト「そしたらこれは？」
俺は鞄からノートを１冊抜き出した。
ゾラン「オ安イ御用」
そう言うが早いか、ゾランはあっという間にそのノートに変身してしまった。
これなら絶対にバレない。なんなら学校にも連れて行けそうだ。
安心したらまた眠くなってきた。
ハルト「OK。じゃあ俺はまた寝る」
そして俺は再び眠りに就いた。

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