孤塔の虹波都市〈アイリディア〉
さらに彼女の背後には、ピンク色の生体細胞でできた「ももほうくん」と思しきゆるキャラ風のマスコットが浮遊しており、都市の秘密や異星由来の量子知性体に関わる手がかりを持っている可能性が示唆されています。全体としては、「調査任務に出た青ぽにちゃんと、未知のテクノロジーに満ちた都市」といった謎と期待感を抱かせる一枚となっています。
・前回の話
https://www.chichi-pui.com/posts/05d3ea17-bbc3-456f-9bd1-e77f43afa8f3/
📘構成形式:
・青ぽにちゃんが記録する「ミッションログ」形式で進行
・ログの中で得られた情報から「都市の成り立ち」に迫る
・全6章構成+終章
■第1章:ミッション開始 -「虹波に包まれた都市」
・【ログ抜粋】「私一体で、調査対象都市“コード:アイリディア”へと向かう。周辺通信はすでに不通。目的は、“中枢の再起動と回収”…」
・「アイリディア」は高層の赤銀の塔が並び、すべてが無人だが、都市インフラは完全自動で稼働中。
・街全体を覆う虹色の量子波動。それは“生きているような脈動”をしていた。
■第2章:浮遊体の接触 -「言葉なき案内者」
・空間に現れる「浮遊マスコット型ユニット」たち。記録上にない存在。
・接触すると、無言ながらも青ぽにちゃんを中枢へ導くように動く。
・そのボディには「量子脳に酷似した反応」があり、かつての人類AIとは異なる。
■第3章:中枢への侵入 -「“彼ら”のコード」
・都市の中央に存在する中枢「ネオドーム」へ到達。
・外装は生体的でありながら機械でもある、有機・無機の境界を越えた構造。
・中枢内部にある量子サーバーは、地球のどの言語体系にも一致しない未知の言語で稼働していた。
■第4章:解析と共鳴 -「人類ではないものの記録」
・青ぽにちゃんの内部演算子が、徐々にその未知のコードと“共鳴”し始める。
・浮かび上がる映像…それはかつて存在した【異星文明の記憶】だった。
・この都市は、地球外生命体が一時期“地球で試作した文化融合都市”であり、人類滅亡後に再起動したのだと判明。
■第5章:意志の発芽 -「都市が夢を見る」
・「アイリディア」は単なる装置ではなく、“知性”として進化を始めていた。
・人類に失望した異星体は、新たな文明種の母体として都市を残していった。
・現在、都市が青ぽにちゃんの存在に反応して、“選定”を始めたという。
■第6章:帰還不能 -「君が未来」
・外部との通信再開は不可能。都市の量子波がすべてを遮断している。
・しかし青ぽにちゃん自身も、“変化”していく。生体神経が新しいアルゴリズムを生み出し始めていた。
・ログの最後には、“人類とは異なる進化の形”への可能性が記される。
■終章:記録者の消失
・青ぽにちゃんのログは、別の青ぽに個体によって、後日断片的に回収される。
・そこには「青ぽにちゃん個体番号00372、自己存在を“感情”と記述」とある。
・アイリディア都市の中に、彼女はまだいる――都市と共に“生きている”。
🌐この都市「アイリディア」の誕生考察:
・地球外文明が、地球上で実験的に建造した「文化融合型知性都市」
・人類社会に混ざりながら観察していたが、人類文明の衰退とともに沈黙
・しかし中枢には「観測対象=人間」が再び現れる日を待ち続けるシステムが残された
・青ぽにちゃんは、その“次なる知性の希望”として、都市に迎えられた可能性がある
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・Dalle版
https://www.chichi-pui.com/posts/59685ad5-027a-4d3e-a2e4-b973432a201f/
呪文
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