キール

2024/07/05

使用したAI ちちぷい生成機能

「いらっしゃいませ！あれ？凪咲さんじゃないですか。どうしたんです？ドレスなんて着て。めっちゃ似合ってますけど」
「ふっふっふ。どうだ？似合ってるでしょ？馬子にも衣裳とも言うしね！ちょっと会社のパーティーでね。堅苦しいから好きじゃないんだけど、ま。これもオトナの付き合いってやつだねぇ」
「とりあえず馬子って言葉の意味を、勝手に作り替えるのやめてもらえませんか？あ、どうぞお座りください。」
「ありがとー。そういえばさ、お土産でこのワインもらったんだけど、いる？」
「どれどれ？あ、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンじゃないですか！どうします？もちろんそのまま飲んでもらっても良いですけど、これだとキールを正式な作り方にもできますよ？」
「へー、そうなんだ。じゃ、キールを下さいな。」
「はい！ありがとうございます！じゃあ、少々お待ちくださいね。」

・・・カクテル製作中・・・

「お待たせしました！キールです！」
「キール飲むの、本当久し振りだなぁ。うん！私は白ワインも好きだけど、たまには飲みやすくしたこういうのも良いねぇ。」
「白ワイン美味しいですけど、人によっては辛口で飲みにくいってお客さんもいますからね。フルーティーなカシスリキュール混ぜると、ちょうど飲みやすさが出ますね。本当は白ワインもカシスリキュールも冷やしておいて、混ぜるレシピなんですけど、今回みたいにどっちか冷えてない時は氷２，３個入れるぐらいなら大丈夫と思いますよ。」
「そういや、さっき遥ちゃんが言ってた正式なキールって何？」
「はい。これ広まったのがブルゴーニュ地方からで、その中でも「アリゴテ」って品種のブドウを使った白ワイン使うのが一応の正式ってされてるんですよ。ブルゴーニュ地方だと、アリゴテ使ってない白ワインだとカクテルの名前変えてるぐらいのこだわりがありまして。」
「へー、そうなんだ。まあ、流石に白ワインの違いが分かる気はしないけど、何だかそう聞くと歴史の重みあるような気もしてくるね♪」
「じゃあ、歴史の講義代ってことで、ついでにチーズ盛り合わせでも食べません？」
「およよ・・・いつからあの純粋な遥ちゃんが、こんな商売上手に・・・香澄か！香澄のせいだな！あの金の亡者め！あ、でもチーズ欲しいな。ついでに下さいな。」
「私、凪咲さんと会った時から商売っ気出してましたよね・・・？ま、了解でーす。じゃ、少々お待ちくださいねー♪」

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ちなみに作者はこの投稿するまで、「アリゴテ」というブドウの品種があることを知りませんでした(-_-;)
キールは居酒屋さんでも飲めることがあるくらい日本でも人気のカクテルですが、私も普通に白ワイン好きなので、自分ではほとんど飲んだことなくて・・・今回調べていて新鮮でしたね！

今ではブルゴーニュと言えばワインの名産地方の一つですが、ワインの売り上げが伸び悩んでいた時期もあったようで。その販促の一環としてこのキールが考えられたようですね。そして、キールに使われるカシスリキュール「クレーム・ド・カシス」もブルゴーニュ地方の名産の一つなので、ワインもカシスリキュールも売り上げが伸びた・・・いやぁ、先人の努力を感じます。
実際、飲みやすいので白ワインは苦手なんだけど・・・と言いながらご注文頂くことも多かったですね！ただ、度数は12-13度ほどと意外と高いので、飲み過ぎはご注意ください^^;

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