セントレイクの湖
セントレイク潜入捜査に
護衛として同行していた彼女が呟いた。
顔合わせの時以降
一言も口を利かずにいたのでびっくりした。
面食らって返答に困っていたら、
「。。。。。。ふん。。。」
まあどうでもよいかとおもったのだろう
クスっと小笑いして
おもむろに甲冑を外し下着も脱ぎ
一糸纏わぬ姿になり
そぉっと、湖に入っていった。。。
まじまじと見ているわけにもいかず
背を向けて待っていると、また彼女は呟いた。
「こんなに、美しく穏やかな国とは、戦いたくないなぁ。。」
言葉に惹かれ振り返り見た彼女の憂いた顔に
僕はとても胸が苦しくなった。。。
「そうだね。。。」
呪文
入力なし