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すごいなと思ったのに…

使用したAI その他
「この街はすごいですね」
「えぇ、これも全てはAI様によって作られたものですよ」
「何のAIなのですか」
「ChatGPTでございます」
「ちっ、ChatGPTかよ…」
私の、この街に、作品に抱く感情が
尊敬から嫌悪へと変わる。
物語くらいは自分の力で綴ることを続けてきた私にとっては、この都市がAIの言いなりになっていると思えて仕方がなかった。
「あっもういいです…では…」
「もう、去られるのですか」
悪意のない悪意に苛立つ、
口にしたくはない言葉が出そうになって
この街をでた。
それ以来、私は、他の街を見るようなことをしなくなった。世界中が人の手ではなく、AIによって埋め尽くされたら、大事な部分すらも、魂すらもAIに奪われるなら、
この世界で生きる価値はないと思って自殺する他あるまいと考え、縄を首にくくりつけて、想像上の中で死ぬのだ。

呪文

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