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力をあわせて (流星と少女⑨)

使用したAI Stable Diffusion
流星1「もうすぐ、僕たちの旅が終わるよ。お母さんの重力崩壊で僕が粉々になって、僕たちになってから1万年、あの青い星が僕たちの終着点だ」
流星2「え? 僕たちずっといっしょにここまで来たのに、まだみんなと旅をしたいよ」
流星3「しかたがないんだ。あの星には大気がある。僕ら、もうあの星の重力に捕まってしまった。僕らの小さな体では、大気の摩擦に耐えられない。燃え尽きて塵になってしまうよ」
流星1「だけど炎に包まれた僕たちは、きっときれいに光るんだろうな。お母さんがとても輝いていたように。もしあの星に僕たちのような意識をもった存在がいるなら、僕たちの光を見て、少しでも幸せな気持ちになってくれたらいい。そう思うよ」
流星2「お別れなんだね……。なら最後に、僕たちの光を一層輝かせて、この広い宇宙に僕たちがいたんだという証を残そうよ。お母さんほどは輝けないけど、僕たちだってみんなで力を合わせれば、一筋の閃光ぐらいにはなれるよ」
流星3「そうだな。終わり方ぐらい、自分たちで決めたっていい」
流星4~10295「よし! やろう! やろう! あの星に僕たちの光を見せよう!」


少女「余計なことを……」
その日、流星が突如彗星になり、地表に激突した。
よくないことだった。

呪文

入力なし

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