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理想のキャバ嬢

使用したAI ちちぷい生成機能
『おめでとうございます。当店のVIP会員に選ばれました。』

小包を開けると一枚の紙とVRゴーグルのような機械が入っていた。差出人は『VSキャバ』となっていて心当たりは一切なかったが届け先の住所や氏名は確かに自分だった。

紙の文章を読み進めると、一定の年収以上の人を対象に抽選されて送っているらしい。不要であればそのまま廃棄すればいいとあった。もちろん、使わなければ費用も発生しない。

だが突然送られてきてどんな物かも分からず扱いに困る客のために無料体験が付いているらしい。自認しているが自分は好奇心の強い方だ。無料なら試してみて、自分に合わなそうならやめておけばいい。そう安易に考え、無料体験をするための手順に沿って準備をする。

手順は簡単だった。安定した場所に座って同梱されていたVRゴーグルを被り、ゴーグルの左側にあるボタンを押せば始まるらしい。早速、無料体験を開始するため左側のボタンを押した。

『ようこそ、VSキャバへ♡まずは女の子の容姿をお選びください♡』

かわいい女性の声の案内と共にキャバ嬢を指名する画面が現れた。自分の好みのキャバ嬢を選択する。

『容姿の詳細変更を行いますか?』

衣装の変更の事かと思ったら、画面の指示では顔つき、胸や尻の大きさ、声の高さなどの容姿の細かい変更が可能らしい。まるでゲームのキャラメイクのようだ。

そうと分かれば色々と楽しみようはある。現実では出会えないような女性に相手をしてもらった方が面白そうだ。胸や尻は大きければ大きいほどいい。年上だが化粧で若作りしてて他の若いキャバ嬢に劣等感を覚えているような雰囲気があるといいな。地声がアニメ声で本当は声を出すのも恥ずかしいなんて設定も入れよう。頭は悪い方がなんでも言う事を聞いてくれそうだ。

他にも思いつく限りの詳細な設定を追加し、キャラメイクを完成させた。

『おつかれさまでした♪お客様専用の女の子がカスタムされてVSキャバでお待ちしております♡ゴーグル右側のボタンを押して正式会員登録を完了させてください♪』

無料体験ってキャラメイクだけだったのか。くだらない、そう思ってゴーグルを外す事は簡単だった。だがあの自分の性癖を詰め込んだ非現実的なキャバ嬢に会ってみたかった。

ゴーグル右側のボタンを押す。これでいい。一度だけあのキャバ嬢を見れば満足する。あいにくVIP会員に選ばれただけあって金に余裕はある。

『会員登録、及びVSキャバへの入店同意を確認いたしました。当店はあなたの入店を心より歓迎いたします。ようこそ、Virtual Swap キャバクラへ♡』





ターゲット…、各界の悪名高い資産家の著名人に例のゴーグルは渡りきった頃合いか。性欲や好奇心の強い方達だ。きっと装着するだろう。

あのゴーグルは見た目こそVRゴーグルだがそうではない。うちのグループが開発した遠隔精神入れ替え装置、商品名はVirtual Swapゴーグル。親機と子機を付けた物同士が親機のボタンを押すタイミングで精神が入れ替わる商品だ。そして親機から入力された容姿の変更情報が子機を装着している身体に出力される。

元に戻るためには子機側が子機を手放し一定距離以上離れればいい。不可逆だと今後、商品として販売が出来ないからね。

だが彼らはもう元には戻れないだろう。子機側は私の部下たちの体内に埋め込んである。小さなチップだ。そんな物が埋め込まれている事にすら気付けないだろう。それに彼らの事だ。キャバクラを舞台にしてやったのだから知能レベルも極端に低く設定したはずだ。それがこれからの自分の知能レベルになるとも知らずにな。

彼らの立場は全て我が社で正しく活用させてもらおう。そして彼らにはうちのグループのキャバクラで永遠に働いてもらう。今まで大衆を泣かせて私服を肥やしてきた罪だ。自分の思う理想のキャバ嬢として精々ご奉仕してもらうぞ。





視界が飛ばされる感覚がある。VR酔いというやつだろうか、あまり気分のいいものではなかった。視界が開ける。いつの間にか立っている感覚があり、目の前にやたら胸の大きい女性が立っている。さっきカスタムしたキャバ嬢だと一目で分かった。

なんとなくだがこの映像になってから考えている事がまとまらなくなってきた。それに身体がふらふらする。胸の辺りや尻の辺りに重さを感じる。座っているはずなのにこの感覚はおかしい。

もうキャバクラはいい。あのキャバ嬢を一目見たから満足だ。ゴーグルを外そうと頭に手を持っていく。しかし手はゴーグルを触らず、さらさらとした髪を撫でた。

目の前の女性もなぜかモノマネでもしているかのように自分と同じ動きをしている。馬鹿にしているのか?少し周りを見渡してみる。目の前の女性以外にも何人かキャバ嬢がいるが、どのキャバ嬢も例外なく自分の顔や身体を触りながら鏡を見て奇声を発している。もう一度自分のカスタムした女性を見る。思考は変わらずまとまらないが、周りの女性の様子を見たからか自分の置かれた立場はなんとなく分かった。鏡…

そしてアタシたちはこのキャバクラに入店した。

呪文

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イラストの呪文(プロンプト)

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イラストの呪文(ネガティブプロンプト)

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  • Steps 70
  • Scale 8
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  • Sampler DPM++ 2M SDE Karras
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