むふー
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私は鼻の下に鉛筆を挟むというイラストにしてみました。
呪文で出来るかも?とのコメントもお見かけしましたが、何回か試して全然上手くいきませんでした(´;ω;`)
こういう場合は私はi2iを使ったほうが早いと思ってます。
参考にならないかもですが、修正ポイントを簡単に載せてみます。
stable diffusionのimg2img(i2i)の機能を使用しています。
呪文は元のイラストの段階から一切変えていません。
イラストの1部を修正するだけならinpaintの機能でも出来ますし、本来ならそちらのほうがいいのかもしれません。
私はinpaintではなくi2iの機能を使用することの方が多いです。
理由は2つ。
1.呪文を変えなくてよい。
2.他の部分の修正もある場合、一気にやった方が手っ取り早い。
この辺は各々のスタイルですね。
ちなみに私は複数人のイラストを作成する場合などはinpaintを使用します。
② 元イラストです。
呪文で鼻の下に鉛筆を描くように指示していますが、まったく出ませんねw
③ ペイントソフトで修正。
こちらがペイントソフトで修正を入れたイラストです。
私はCLIP STDIOというソフトを使っていますが、修正出来れば何のソフトでもいいと思います。
鼻の下に鉛筆を描きました。
この時、出来るだけ形が分かるように描いた方がi2iしたときに綺麗に出ます。
④ ②と③を比較してみましょう。
〇で囲ったところがペイントソフトで修正を入れた個所です。
鼻の下に鉛筆を描きました。
他に右手の制服のボタンが足りなかったり、胸ポケットのエンブレムやシャツのボタンなどが破綻していたため簡単に修正しました。
この修正したイラストでi2iを実行します。
私がi2iで一番重要だと思っているのはDenoising strengthです。
Denoising strengthの数値が肝だと思っています。
私の体感ですが数値の感覚は以下。
0.3~0.4:微修正するときに使う。
0.5前後:それなりの修正をする場合。
0.7以上:全然違うイラストになる。
今回はi2iした際に、Denoising strengthを0.45で実行しました。
⑤ 鉛筆とか書くの難しいよ!って方のために、単純な線を描いてi2iした例を載せてみます。
⑥ i2i元のイラストがこちら
鼻の下に緑色で線を描いただけのイラストです。
こちらのイラストをもとにi2iしていきます。
この結果から修正前のイラストは出来るだけ形が分かるように描いた方がいいという事が分かると思います。
⑦Denoising strength:0.4
全然鉛筆になりません。
このぐらいの強度では鉛筆を描くのは難しいです。
⑧Denoising strength:0.5
運が良ければイラストの様にペン?っぽくなります。
ただ狙ったイラストにはなりませんね。
⑨Denoising strength:0.6
鉛筆っぽいものが出てくれました!
ただ、元イラストと比べると表情なども変わってしまいます。
i2iの場合、イラスト全体が変わるので強度を強めるとイラスト全体の雰囲気が変わってしまいます。
以上、i2iのポイントをまとめてみました。
分かりずらかったかもしれませんね。
需要があるなら他にも私がi2iするときのポイントなどを投稿してみます。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 2184183119
- Sampler DPM++ 2M
- Strength
- Noise
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 2184183119
- Sampler DPM++ 2M
14件のコメント
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むふー、さすがナオえもん先生。凄い技術ですΣ(゚∀゚ノ)ノキャー。とてもお勉強になります(*´ω`*)
このような高い技術によって、いつも超クオリティ高いイラストが描かれているんですね。今後も応援しております(*^^*)
いつもは手の破綻の修正などで使ってます(^ω^)
返信先: @
i2iルーキーの私、非常に参考になりました😳
エンブレムとシャツ格段に良くなってますね😁
手描きi2i使えるとAIと合作してる感があって創作活動が充実しますよね(時間はかかりますが😅)
手描きでちょっと補完してあげると表現の幅が広がります♪
返信先: @
ほえー
i2iはアップスケールでしか使ったことないです(^_^;)
勉強になります!
返信先: @
i2iといえばナオえもん先生!😸「#ちちぷいルーキーズ応援」ジョインありがとうございます~🌟
前もキャプションで見たかもしれないけどツールはクリスタだったんですねw AI術師では割と使ってる方多い印象ですね。
これで下絵からi2iのテクを使いこなせていないワイも進歩できますよ...😇
ルーキーズタグ使わせていただきました♪
ちょっとでもi2iのヒントになればいいなと思います( ´∀` )b
返信先: @
かわいいです😆
i2iによって、AIの足りないところを補完するやり方ですね☺️私はGIMPを使ってますが、ちょっと使い勝手が悪いのでクリスタも検討してみます😌
IL系の登場で呪文だけでも出来ることが大幅に増えたなって印象ではあります!
返信先: @
inpaintでもi2iでもパラメーターはデフォルトでやってきたのでDenoising strengthの解説はすごいありがたいです😆
クリスタ使ってる方多いですよね、PROならそこまで値が張らないので購入しようかちょっと考えてますw
inpaintなら大丈夫かもですね!
返信先: @
非常にわかりやすいi2i講座です😆
strengthは意識しなかったり、わかりにくいところなので比較画像を載せて解説いただけるのはすごく参考になります♪
あまり触らないと分かりにくい箇所かもですね
返信先: @