Takoyaki and information

2024/07/29

使用したAI Stable Diffusion XL

＜ある旅人の旅行記＞
ニューオオスに居を構えるカフェ「ディアブルグラシア」

魔族の国の令嬢が働いているという設定のシンカロン経営のコンセプトカフェである。

ここでは立ち寄った旅人たちに束の間の潤いを与えようと、様々なシンカロンが働いている。

『ご注文の「イア！イア！タコヤキ」です……』

この笑顔の無い従業員は、ルゥルゥちゃん（ここまでが名前）である。

魔族の国の貴族である、深き底の主の娘（という設定）である。

やる気が基本なく、注文が無ければお客の前でも構わずダラダラする姿が目撃されている。

『5分働いたので2時間休憩します……』

『ダメでしょ！こっち片付けて！』

怠惰を貪ろうとバックヤードに帰ろうとするのを他の従業員に引き戻される姿が、恒例行事となっている。

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彼女を話し相手に指名する（優良価格）と、仕事として休憩できるためか積極的に様々な話題に応じてくれる。

「ルゥルゥちゃん、こっちでちょっとお話しない？」

『ニンゲンの仕事は疲れる……。断固として休憩を所望する……』

「タコヤキ運んだだけじゃない…」

『美味しく食べられてね、我が眷属たち……』

ルゥルゥちゃんは合掌する。タコ系の魔族らしいが、眷属だからとて容赦はない。

「明日はニューカナヤマへ足を伸ばそうと思ってるんだ」

『そう……。　…コバルトジェネレータ狙いなら、組み立て式のビークルを持っていくと良いと思うの』

魔族の令嬢が急に専門的な話をし始めた。どうやら素のようだが、気になるので訊いてみることにする。

「組み立て、ってことは小型だよね？　他の奴らに撃たれるか潰されてしまうと思うけど」

『行きは別の手段で良いの……。ジェネレータを手に入れたら、それをビークルの動力にして乗って帰るの……。ジェネレータ狙いの人は迂闊に攻撃できないと思う……。撃ちどころが悪かったりクラッシュさせたらジェネレータが壊れちゃうから……』

「なるほどね、ってメチャクチャ目立つじゃないのそれ……」

私は笑ったが、実際やられたら面倒な手法ではある。移動手段を潰されたときの保険になるし、最終手段としては割とアリかも？

いい具合の温度のタコヤキを頬張りながら、私は頭の片隅に入れておくことにした。

「それにしてもルゥルゥちゃん詳しいね。魔族の国にもジェネレータってあった？」

『それは深淵の秘密……。深淵を覗こうとするとき、深淵もあなたを覗いているのだ……』

ロールプレイが復活し、ルゥルゥちゃんはお話代金を徴収してくる。

上手く行ったら、次回は追加料金を弾むことにしよう。

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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