ご主人様と三人のメイド 終章「プロローグ」
まぁ、6月中に三人のこの姿は出しておきたかったので、もう2、
3本は話的には続く()
外伝とちょっとしたエロ話とか細かい話はこれ終わったらやる()
奇しくもと言うべきか、あるいはこれも運命と言うべきか。三人
の借金の完済時期は同じ日になった。
それから少し経って僕は、三人にプロポーズをした。本来ならば
個別にするべきだったのだけど、その場合、残りの二人にする前に
確実に態度でバレる。クオンは……全力で隠すと思うけど、トワや
イノリはどちらかにする前に間違いなくバレる。非常に申し訳ない
と思いながら一度にさせてもらった。
「僕の傍にずっと居てほしい」
もう少し気の利いた言葉は言えないものかと振り返ると少し思う
のだけれど、変に飾り付けた言葉もどうかと思うので、シンプルに
した。
勿論と言うべきか返事はオーケーだったけれど、後できちんと、
それぞれにプロポーズをしたのは言うまでもない。
そして、まぁ、色々と(厄介事込みで)ありながら、ようやくこの
日を迎えたわけだ。
「「「ご主人様」」」
こういう日くらいはご主人様は止めてほしいものだが、これは
仕方ないか。三人の花嫁姿を見ながら、僕はプロポーズの日から
の出来事に少しの間思いを馳せるのだった。
一つのケジメに続く
呪文
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