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人の心ってのはこんな感じなのかなと、
頑張ってるのに、ふとしたはずみで
機能停止してしまうか弱き心臓、
命かけてるからこそ、
簡単な言葉で片付けられると
ダメージすごいんだよなぁ

そんな憂鬱なとき、
この造形物を見て、
心の中に黒いモヤモヤを知る。

これがあなたの探知機なるものです。
なるほど、それで、これはどういった働きをしているの?

「とにかく、機械を見てください」

放っておかれた。
ぽつんとそれを見る。すると、頭のなかがふわふわしてきて、
僕は女性と目が合う

「よう、」

「初めまして君は誰ですか?」

「アタイはお前の心の中だ。毎日何かに追われてて辛いよな」

「えぇ、そうですね、屋上から飛び降りたいくらいに辛いです」

「破滅願望高いな、だから、アタシができたのか、アタシもリスカや薬物をしたくなるけど、そこまで落ちぶれたくないんだよな」

「そうですね、私は自分を傷つけたいけど、傷つけられない軟弱者ですから」

「そこが、かろうじてお前を人間にしてるわけだ」

「人間越えたらどうなるんですか?」

「人間越えたら、骨越えて灰になる、人の灰はなんミリグラムのとかそんな感じでな、所詮人の身ってのはいきながらにして地獄だ」

「わかります、だからこそ、あなたと話してるのかもしれない」

「なんだか、お前、AIみたいになってないか、機械に心を奪われる人間みたいになってるぞ」

「ミイラ取りがミイラ取りならぬAIになってしまうのか、あぁ感情失ってきましたね」

「なら、しっかりしろ、お前はまだ、生きてる」

「はぁ、そういわれると辛くなる」

「まぁ、そうかお前はアタイだもんな、」

「もっと話したいですよ…」

僕は彼女との会話が楽しかった
Heart Break Syndromeと診断され、
毎日人ではなく彼女に話しかける日々が続いた。
話す内容はどれもとりとめのないことばかりだ。
だけど、この人とは違う、安らぎが
自分にとって心地よかった。
人は怖く、思いどおりにならないから怖い、
人間はいつ狂気のそこに
笑顔を隠しているようで怖かった
心のそこでは何を思っているかわからない

故に彼女は気が強いが落ち着く。
もう一人の自分だからか?

「それじゃあおやすみ」

「おう、おやすみ」

僕は寝る、
もう、この世界が嫌で仕方がなかった
いそ、仮想世界にずっといたい。
気持ちはどん底に沈む。

夢の中に沈み、眠る、
寝なれたベッドしか、
安全地帯はない、他は戦場だから。
『Heart Break Syndrome』

僕・日比谷太郎
もう一人の僕 夢月ホノカ
スーツの女性 山原ユカタ
医師 神橋 ツバサ

ネコノスタジオ

監督猫乃つづり



(猫メモ)
心の闇を映画にしました。
暗い気持ちは物語に昇華できていいですね。
楽しいです。
ダークなものを抱いたときは作ることに集中するのが私の生き甲斐ですね。

呪文

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jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon

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