遊園地での受難
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男「お嬢さん、大丈夫ですか?」
赤髪ちゃん「………え?」
絶叫系マシンの乗りすぎで気分が悪くなった赤髪ちゃん。そのことを兄に告げると、心配した兄は赤髪ちゃんを休ませているうちにジュースを買いに行った。そして、ベンチで少し横になっていた赤髪ちゃんに男は声をかけてきたのだ。
男「横になっておられるので気分を悪くされたのかと……」
赤髪ちゃん「あ、すいません大丈夫です。ちょっと絶叫マシンに乗りすぎて気分が悪くなっただけです……」
男「それはいけないな、お連れの方は?」
赤髪ちゃん「お兄ちゃんなら今ジュースを買いに行ってます」
男「お兄さん?」
赤髪ちゃん「……はい」
男「失礼しました。てっきり彼氏さんかと…」
その言葉に、赤髪ちゃんの顔が一気に赤くなる。
赤髪ちゃん「え?え⁉か、彼氏⁉そ、そう見えました⁉そう見えちゃいました⁉」
男「え?…あ、はい…」
赤髪ちゃん「もう!やっぱりお兄ちゃんが私のこと好きすぎるからそう見えちゃんじゃないかなぁ!フ、フフフフフフ……」
何やらヤバい笑い方をし始める赤髪ちゃん。男が若干引いてる。
男「ああ、えっと……私、この遊園地のオーナーでして……もしよろしければ特別休憩所までご案内しますよ?」
赤髪ちゃん「特別休憩所?」
男「はい、特別なきゅけいが出来ます」
赤髪ちゃん「休憩に特別も何もない気が……。あ、それにお兄ちゃん待ってないと…」
男「大丈夫ですよ。お兄さんにはこちらから連絡しておきます」
赤髪ちゃん「そ、そうですか?それなら……」
そのまま男に連れられて、特別休憩所とやらに向かう赤髪ちゃん。
男「さあ、ここです。中へどうぞ」
赤髪ちゃん「は、はい…」
中に入ると、中は薄暗く特別らしい物は何も無い。
赤髪ちゃん「???」
何か変だと思う赤髪ちゃん。そこでとあることに気が付いた。
赤髪ちゃん(あれ…?そう言えばこの人、お兄ちゃんの連絡先なんか知ってる訳ないよね?それに……私に連れがいることも知ってたし……お兄ちゃんを彼氏と勘違いしてたけど……男の子と一緒に来てることを知ってた…?)
何かとてつもなく嫌な予感がしてきた赤髪ちゃん。
赤髪ちゃん「あ、あの~………私やっぱり帰りま……」
男「今更帰すと思うかい?」
赤髪ちゃん「で、ですよね~……」
男「さ、観念してもらおうかな」
そう言って男は傍らに置いてあったロープや手ぬぐいを手に取る。いつの間にか出口も塞がれており、恐らく鍵も掛けられているようだった。
男「君が遊園地に来てからずっと見ていたんだ………さあ、君の可愛らしい身体を見せておくれ」
赤髪ちゃん「いやああああ!誰か!お兄ちゃん助け……むぐぅ!」
男「別に騒いでも音はもれないんだけど……でも大人しくしておいてね」
赤髪ちゃん「む、むぐぅ……」
男はそのまま器用に赤髪ちゃんのワンピースをはだけさせると、ロープで縛り上げて、手拭いで猿轡をしてしまう。
赤髪ちゃん「むぐぅ!ふううう!(やだぁ!誰かぁ!)」
男「フフフ、助けなんか来ないよ」
赤髪ちゃん「ふむぅ!むぐううううぅぅぅ!(いやぁ!助けてお兄ちゃん!)」
バキッ!
男「え?」
突如壊される入口の扉。
そしてそこには………………筋骨隆々な一人の老人が……。
赤髪ちゃん「ふぐううん!?(おじいちゃん!?)」
赤髪祖父「おいそこの小童……ワシのカワイイ孫娘に何してくれとるんじゃ?」
男「だ、誰・………え?孫娘?」
赤髪祖父「覚悟はできとるんじゃろうな……」
男「え?ひ、ひぎゃああああああああああああああ!」
数分後
赤髪祖父によって男は原形をとどめているくらいに全身の骨を砕かれて半殺しにされていた。
赤髪ちゃん「お爺ちゃん!怖かったよぅ!」
赤髪祖父「よしよし!もう大丈夫じゃぞ。ところで……兄は何処に行った?」
赤髪ちゃん「お兄ちゃんならジュース買いに……」
赤髪兄「ここかあああぁぁぁ!俺の妹に手を出す奴は地獄に……あれ?」
赤髪祖父「遅いわこのたわけがぁぁぁ!」
赤髪兄「うえ!じ、爺ちゃん⁉」
こうして赤髪ちゃんは赤髪祖父の手で助けられた。
そして、その後は祖父を含めて三人で遊園地を回った。
帰った後、赤髪兄は赤髪祖父から3時間のお説教をくらった挙句、「鍛え方が足りんわこのバカ弟子がぁ!」と言われて猛特訓させられた。
赤髪兄「弟子じゃねええぇぇぇ!」
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