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ゲリラ豪雨でずぶ濡れになった…早く帰って着替えなきゃ。踏切に差し掛かると既に警報機が音を鳴らし始めていたので、列車の通過を待たなければならない。同じく列車の通過を待つ女の子。よく見るとクラスメートだ!彼女もすっかり濡れてしまっていた。心配で声をかける。「すごい雨だったね!大丈夫だった?」彼女はこちらに気づくと「あ、うん、けっこう濡れちゃったけど、大丈夫だよ」と答えた。確かにすごい濡れてる…「○○くんもすごい濡れちゃってるね。」彼女が僕の濡れ様を見て小さく噴き出した。確かに!例えるなら、僕も服のまま川から出てきたかのようなありさまだ。僕も声を出して笑う。それに釣られて彼女も笑った。雨上がりの夕陽。水が滴るほど濡れた僕たちは、さっきまでの最悪の気分をよそに、ちょっと楽しい気分で笑い合いながら列車の通過を待っていた。

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