【サレンディアナ】奇跡の祈りと隠された真実
【小説家になろう掲載】ココア著:なんちゃってシスターは神を騙る第1話:誘われた場所よりインスパイア
胸の前で両手を握り、目を閉じる。
「天におりまする我が神よ。どうか少女から痛みを取り除き、罪をお許しください」
全く心の籠らない適当な祈り。
なのに、光が目蓋の裏に差し込んできた。
驚きながら目を開けると、そこには……。
「……ほわい?」
ナイフが硬質な音を立てて床に落ち、床に広がった血が消えていた。
そして生気の無かった顔に血の色が戻り、目を目開いている少女がいた。
……異世界には魔法が付き物とは言うが、流石に理解が追い付かない。
助ける事が出来たのは嬉しくあるが、助けられてしまった故の身の危険が生まれた。
ナイフで刺されて死にかけていた少女が、訳ありではない筈がない。
逃げる……にしても、此処が何処かすら分かっていないので悪手だろう。
とりあえずシスターの格好をしているので、シスターを装って情報を聞き出して見るか。
流石にこの少女が、直ぐに俺を殺そうとはしない筈だ…………一応助けたわけだし。
「たすかっ……たの?」
「はい。僭越ながら、祈りを捧げさせて頂きました」
少し声が震えていたかもしれないが、バレてはいなさそうだ。
「あり……えない……。これだけの魔法なんて、聞いたこと……」
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 20
- Scale 1
- Seed 903644215
- Sampler Euler
- Strength
- Noise
- Steps 20
- Scale 1
- Seed 903644215
- Sampler Euler
コメント
コメントをするにはログインをする必要があります。