まっちんぐ④(前編)
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彼には悩みがあった。
少し性欲が強い。
正直、毎日でも出来るーーいや、やりたいのである。
しかし、それを解消できる相手はいない。
風俗店の見目良いお姉さんに相手をしてもらうのは、懐事情の為、月に一度が限度である。
自家発電も限界がある。
さて、どうしたもんか…
大っぴらに出来ない悩みに悶々としている時である。
ふと、広告バナーが目に付いた。
≪有閑婦人倶楽部≫というマッチングアプリだった。
藁にもすがると言うほどでもないが、勘が囁いたのかもしれない。
わずかな期待を胸に、彼はバナーをタップした。
ーー後日。
今、彼の目の前に美人がいる。
咲希と言う人妻さんである。
お互い挨拶を交わしたばかり。
正直、今のこの状況は夢じゃなかろうか、と頬をつねって確かめたくなる。
「…○○さん、どうしました?」
「い、いや、咲希さんが綺麗なので見蕩れてました」
なに言っちゃんてんの、俺…
つい言ってしまった気障ったらしい科白にセルフツッコミする。
しかし彼女は、
「ありがとう。嬉しい」
柔らかな笑みを浮かべ、じゃあ行きましょうか、と誘ってきた。
そして、彼と美人妻は歩き始めた。
行き先はすでに決まっている。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 847576309
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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