ログインする ユーザー登録する
「これで、平穏な漁業(密漁)ライフが暮らせるぜ」

「あの邪魔な『おるか』を倒してくれた彼らに感謝だな」

密漁者たちは笑う、
これで、平穏に海に悪さすることが
できると安心しきっていた。

プルルル

電話が鳴る。

「ちっ人が気持ち良く煙草吸ってたのによぉ~」

もしもしと、電話に出ると

「あぁ、すまない、実は悪い知らせがあって」

「今、お前の後ろにオルカはおるか?」

「えっ?」

背後に嫌な予感、
くちゃくちゃと先程、
話していた人物の位置で
音がする。

振り返りたくない…
しかし、人間の好奇心が
見たさで目にする、

「わるいこはおるかぁぁぁー!」

「うっ浮かぶなんてきいてねぇよぉおー、」

男たちは行方不明になった、
その市場は存在せず、
あるのは廃墟と、血だまりが海のように広がっていた

(あとがき)
『おるか』は死せず、怪異は増幅し成長する。そんな感じで、物語を締めさせてもらいます。
ダジャレ+魚市場でこんなに怖いものができました。
あなたの背後にもおるか?

前回のオルカ
https://www.chichi-pui.com/posts/f6276576-f96b-4045-87ea-a206baccd87b/

呪文

入力なし

猫乃つづりさんの他の作品

猫乃つづりさんの他の作品

すべてを見る

おすすめ

Amazon

トレンド

すべてを見る

ユーザー主催投稿企画

すべてを見る

新着イラスト

すべてを見る

ちちぷいグッズ

ショップを見る