ぷい未払いにより追われることとなった逃亡者Mを捕らえるべく
敵対組織であった諜報機関『陽群来巣』
に自分を黒服の一員にしてくれ!
と願い出た。
黒服たちは困惑するも、
ゼロ・フィクサーが
「いいだろう、君の中にある熱意、加入するにふさわしいよ」
と言って、りえを歓迎するのだった。
(1枚目)
「似合ってるじゃないか」
「わっ、すごいな、なんかどこぞの少年探偵みたいだ」
「服も特殊な素材で出来ているんだ、防弾、防刃仕様で傷つきにくいものになってるんだ」
「へぇーすごいな」
「それに、君はまだ子供だから、僕らフィクサーと同じくTDSを使える」
「てぃーでぃーえす?なんだそれは」
「簡単にいえば自身の体を超人化できるんだ」
「そっそれって!ヒーローになれるってこと!?」
「そうだね」
「やったー!これでMを地獄の底まで追いかけられるぞ!」
2枚目
徐々に仕事になれていく、りえ
「彼女、すごいですね、敵組織を壊滅する任務も達成しちゃってますよ」
黒服がゼロに言う
「まぁいいじゃないかこの世界の悲しみを生む可能性がゼロになってくれれば…」
彼は微笑む
「任務達成しました…」
「近いうちに君をフィクサーの称号を与えたい、何の名前か決めてあるかい?」
彼女は考える…
(3枚目~5枚目)
「えーと」
りえは少し考えて、
当初の目的を思いだし、
「あっMから、ぷいを払ってもらわなきゃ!」
となって、
「ぷい・フィクサーとしてどうでしょう」
この世全ての未払い者を追いかけるフィクサーとして…
「ふふ、いいだろう、りえ、君は面白い子だね」
「あっありがとうございます」
ゼロは彼女のこれからが楽しみで仕方なかった。それは、ゼロの素体となる人間にも同様に大切な幼馴染みがいたから、そうさせたのかもしれない。もういない彼らを思うゼロ…彼は神妙な顔をする…
「どうしたんですか、ゼロさん」
「いや、なに、昔を思い出しただけさ」
正確にいえば、素体の過去、自分はクローン人間であって本物ではない…、安い命、だけど、死ぬことのなく生き残ってきた死亡率ゼロで帰ってくる歴戦のフィクサー。
彼の素体と過去はまたいつか話をすることにしよう。
とりあえず、りえは「ぷい・フィクサー」の名で、逃亡者Mを捕らえた暁には授与されるようだ。
(6枚目)
逃亡者Mを発見するりえは、
「あっ、りえ…」
「見つけた、これよりMを確保する」
「うっうわぁぁぁぁー!でも、オマルからもらったオマルバイクで逃げれるもんね~あばよ!」
「ちょっ待っ…もう!Mは他の子ばっかり、私なんか、うぅこれはわからせてあげないとね」
りえはTDSを発動させる。
TDS、これはかつて、ツインテツインデ愛好会のツインテ戦士たちが使っていた変身システムを適用させたものだ。
今こそ、使用する時がきた!
(7枚目)
TDSを発動させるとりえの服が光を帯びて変化する。さながら、美少女変身物のようだ。そして、自身の姿がスパイ映画に出てくる女性エージェントのセクシーな格好になって、赤面するも、今はこうしちゃいられないとMを追いかける!
「この便器の速さは伊達じゃねぇ!オマル、ありがとう我が愛しの妹よ…」
Mはオマルに感謝しつつ、逃走できたと安堵し後ろを振り返ると、
冷静な顔で付いてくる、しかも疲れ1つ見せず、
「ぎゃぁぁぁぁー!何者よ!この子恐ろしい子!」
と我が子ながらに瞳を飛び出させて
驚いている様に、りえは笑ってしまう。
「あんたってば面白い!」
「逃げなきゃ!逃げなきゃ!」
対してMはさながら、どこぞの新世紀に出てくるSの逆を唱える言葉を連呼しながら、バイクで逃げ続ける。
動け!オマル、お前のバイクはそこまでかと!叱咤するのだった。
(8枚目)
必死のあがきも、りえには叶わず。
追い付かれて捕獲されるのだった。
(9枚目)
Mにお注射しようとする。
「これ、絶対何かあるやつだ!」
「大丈夫だから、そうしたくなかったらプイちょうだい」
「おれは決してプイをりえになんか渡さん!」
ダーン!
(10枚目)
かっこたる意思で反抗の意を示す
Mにりえは
「そう言うだったら、覚悟の準備をしてくださいね!いいですね!」
と言って、誰かを呼ぶ。
すると、そこには何か気味の悪い
人物がニタニタと笑っていた。
「おやおや…今回の実験台にちょうどいい素体がいるとやって来ましたが…うんうんトイレが好きそうな見た目をしてますね」
「黄昏卿、彼をどうしましょう!」
ネコミと黄昏卿がM何かの実験に使うことになるのであった。
「おっお許しをオユルシヲォォー!ノォォー!」
(11枚目)
こうしてMがネコミと黄昏卿の実験台にされたことで、りえの顔は晴れやかになる。
「よかったのかい、彼はアレになってしまったけど」
「大丈夫ですよMは受け入れてると思います」
「そうか…で、これか、君はプイ・フィクサーとして任命されることになった。これからもよろしく頼む」
「あっありがとうございます!それと…」
りえはゼロに何かを渡す
「これは…」
「チョコです、ゼロさん、何か悩んでいらしたので力になれるかわかりませんが!辛いことがあったら話すのが一番です!相談に乗りますよ!」
「ふふ、そうだな感謝する、今日も空は綺麗だな」
「ですね…」
ゼロと、りえは夜空を見上げ、
綺麗な星空を眺めつつ
「思えば…こうして、流れ星に願い事をしたこともあったな…」
彼の顔は遠き過去を見つめ、昔を懐かしんでいるようだった
「もしかして、大切な人ですか…」
「あぁ、厳密には私ではなく、元の私がね、誓ったんだよ…僕は君が苦しむことのない世界を作るって…それが作り者の僕がゼロたらしめるものなのさ」
「私も助けになりますよ」
「あぁ、よろしく頼むよぷい・フィクサー」
ゼロと、りえ、の絆が結束が深まった。
12枚目
トイレに座る(トイレに座ってるだけだ)
りえ、
「何か、ゼロさんのためにもっと役に立ちたいな」
もう心はMから離れていきつつあった
「ドウシタンダイリエボクガソウダンニノッテアゲルヨ」
彼は黄昏卿やネコミ、中山田やノロイ博士、その他、黄昏梟のマッドサイエンティストがMを改造した結果、
りえのトイレを守るTGRtypeMへと
生まれ変わったのだった。
これで、彼女の前に巨大怪獣が現れても
TGRtypeMは変形し共に戦うことができるのだ!
「リエノアンゼンハボクガマモルヨ、トリアエズ、トイレシナイノカイ?ツライトキハダスノガイチバンダヨ」
「もう!そんなんじゃないよ!もう!」
「リエ…ボクハリエノ」
ピッとミュートボタンにする、
こうすると、普通のトイレになる。
「本当にMは…トイレマンなんだから!」
と心の叫びを漏らした。
がんばれ、りえ、ゼロと共に
問題を解決していこう!
(猫メモ)
りえちゃんが陽群来巣に入ってくれた話を書くのがとても楽しかったです!
参考にしたプロンプトもとい、
りえを描こうと思った作品です。
https://www.chichi-pui.com/posts/9c451c82-7a88-4e11-ac03-92821f746e63/陽群来巣に入ってハンターとなった、
りえさん(ミラさん版)
https://www.chichi-pui.com/posts/6e0a1c58-268e-4c5d-9f25-7ac554700dfc/本作、とても有意義に作ることができて幸せでした。ミラさんありがとうございました。