Stable Diffusion 3 Medium(StableSwarmUI)の多分最も簡単な構築法だよ。
windows10/11兼用環境でございます。
PCのストレージを30.0GBほど利用するのでおきおつけくださいませ。
僕んちの作動環境はRTX3060のVRAM12G版だけど、RTX2060・VRAM6Gでも行ける模様。
これは後述するモデルやテキストエンコーダーの種類によります。
前置き長いですね。でわ早速。
Stable Diffusionがインストールしてあって絶賛稼働中の場合は①は不要です。
①以下のページからgitをダウンロード&インストールする。
ほとんどの場合は"64-bit Git for Windows Setup"です。
インストーラーに沿ってインストールよろしく!
https://git-scm.com/download/win②ドットネット8.0をインストールする。
後述するComfyUIはnetFramework8.0というソフトがベースのようなので以下からダウンロード&インストール
https://dotnet.microsoft.com/en-us/download/dotnet/8.0③install-windows.batをダウンロード&起動する。
Stable Diffusion 3 Medium + ComfyUI(StableSwarmUI)をほぼオートでインストールするファイルです。
ダウンロードしたinstall-windows.batを任意のフォルダに置いて起動します。
フォルダはプログラムファイルフォルダ以外ならどこでもOK。
例えばD:\stablediffusion3の配下にinstall-windows.batを置いて起動、みたいな感じです。
https://github.com/Stability-AI/StableSwarmUI/blob/master/install-windows.bat *上記GITHUBのウェブサイトのRAWと書かれた隣のダウンロードアイコンからどうぞ
④install-windows.batの手順に従ってインストール
・環境チェックが走って付随するソフトウェアをインストールする指示が出ます。適宜インストールしてください。
(私はマニュアルでインストールしたので出ませんでしたが、ドットネット8やGITのインストール指示が入るかも)
・Stable Swarm UI Installerが立ち上がるのでLanguageをお好きな言語に指定して
『just Install』を選択。NEXTを押す。
・この条件でインストールします的な表示が出るので『Yes,I'm sure』を押す。
しばらくダウンロードとインストールが繰り返されます。(回線速度の寄りますが結構長いです・・・)
・ブラウザにStableSwarmUIの初期画面が表示されます。
これが出ればOKです。
・一旦ブラウザとCMD画面を落とします。ここいら辺はSD1.5何かと同じ終了方法です。
⑤チェックポイントやらテキストエンコーダーやら部品をインストールする。
・まだこの段階ではcheckpointやプロンプトを処理するテキストエンコーダーが入ってません。
・checkpoint(モデル)
*モデルをダウンロードするためにアカウントがいります。
sd3_medium_incl_clips_t5xxlfp8.safetensorsを選択しました。
おそらくRTX2060クラスの旧世代のGPUでも作動します。
sd3_medium_incl_clips_t5xxlfp16.safetensorsはより学習を積んだファイルですが重いです。
両方出力しましたが・・あまり大差がない感じします。
以下からダウンロードして配置します。
https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-3-medium/tree/main ダウンロードしたファイルを以下のフォルダに置きます。
\StableSwarmUI\dlbackend\comfy\ComfyUI\models\checkpoints
インストール例に沿うとD:\stablediffusion3\StableSwarmUI\dlbackend\comfy\ComfyUI\models\checkpointsです。
・テキストエンコーダーをいれる。
以下のページから
clip_g.safetensors
clip_l.safetensors
t5xxl_fp8_e4m3fn.safetensors
この3つをダウンロードします。
https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-3-medium/tree/main/text_encoders ダウンロードしたファイルを
\StableSwarmUI\dlbackend\comfy\ComfyUI\models\clipへ。
インストール例に沿うとD:\stablediffusion3\StableSwarmUI\dlbackend\comfy\ComfyUI\models\clipです。
⑥起動する
\StableSwarmUI\dlbackend\comfy\run_nvidia_gpu.batから起動する。
これで生成に必要な環境が揃うと思います。
UIがわかりにくい所あるんですが、生成に必要な項目を出してくれる有志が作ったワークフローのテンプレートがあるので適応するといいかも
ワークフロー
https://note.com/api/v2/attachments/download/25576afb4984c92b816ed0466e577ec3これを起動後の画面にあるloadボタンを押して読み込みます。
SD3は日進月歩なんでこの構築法より簡単な方法が出てきたり、使えなくなったりするんでご容赦ください。
何かあれば答えられる範囲で答えまーす
使い方は追々!