対魔忍八雲藍 触手妖魔殲滅任務2
入り口付近や奥までの道中では断続的に戦闘を強いられたものの妖魔の数もたかが知れており順調に進んでいた。
巣穴の最深部でも順調に妖魔を屠っていたのだが、すぐに藍の顔色が変わる。
これまでとは触手妖魔の湧いてくる速度が違っていたのだ。
触手妖魔を倒してもすぐに新手が藍を囲み、気づけば周囲や通ってきた道まで潜んでいた大量の触手妖魔が犇めいていた。
藍も万全であれば周囲の気配に気づいただろうが、長時間の戦闘による集中力の消耗と圧倒的な力の差からくる慢心で警戒を怠ってしまった。
獲物が逃げ場のない最深部に到達するまで潜む、などということを考える知能は低級の触手妖魔にはなく、弱者が生き残るため遺伝子に刻まれた動物的な習性でしかなかったが藍には意図せず最悪の罠となってしまった。
「くそっ油断した、ここまで数が多いとは…だが数が多かろうがこんな雑魚どもに遅れをとることはない!」
数で上回る妖魔は罠にかかった獲物を攻め立てるが、それでも八雲の名を冠する藍との実力差は埋まらず未だ触れることもかなわない。
しかし妖魔は倒されても倒されても動物的な本能で獲物に向かって襲い掛かる。
藍も対魔の術式が込められた御札で迎え撃つが、何度も使ううちに込められた術式は焼き切れてしまう。
そのたびにすぐ代わりを取り出すが勿論それにも限りがある。
御札の残りが少なくなってきているが妖魔の勢いが弱まる様子は依然として見られない…
対魔忍八雲藍
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対魔天狗文編
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