「オートロックで締め出されたふうを装い、混み合うホテルのロビーへ全裸で……」
■告白者:葵・24歳・デザイナー
(『露出体験告白 イキすぎた公開絶頂』より抜粋)
高校くらいのときから肌を露出した服ばかり着てて、最近でもいつもショートパンツとかミニスカートで冬でも脚を丸出しにして、夏場にはほとんどブラみたいなトップスで肩も胸元もおへそも背中も、とにかく出せるだけ出しまくってます。
ファッションでというより、完全に露出趣味なだけですね。ほんとは裸で出歩きたいくらいだけど、そういうわけにもいかないから、犯罪にならないすれすれ、ぎりぎりのところで肌見せを楽しんでるって感じです。
いえ、犯罪みたいなことをしちゃったことも、何度もあります。ひと気のない場所に行くとうずうずしてきて、まわりに誰もいないときだけですけど、服を脱いで全裸になったり、オナニーしたりしてるんです。
だけどわたし、基本的には誰かに見られたいタイプの露出狂なので、誰もいないところで裸になっても、いまいち気分が盛り上がらないっていうか。
だから、なんとか偶然を装って、あくまで合法的なラインで、人前で全裸になれる方法はないかって、いろいろ考えたりもしてました。合法っていう意味では混浴温泉とかもあるんですけど、裸でいるのが当然っていう場所で脱いでも、やっぱりだめなんです。
日常的な空間で、わたしの裸を見たいっていう意図がぜんぜんないような赤の他人に、ぜんぶ見てもらいたいんです。
それでひとつ、いまも忘れられない強烈な露出体験があります。
何ヶ月かまえに、都心のホテルに二泊して、カンヅメになって仕事をする機会があったんです。徹夜して二日目の夕方に仕事を終えて、死んだように眠りこけて……チェックアウトする日の明け方に、目を覚ましました。
シャワーを浴びてさっぱりして、ひさびさにゆっくりできるし、きょうはなにをしようかな、なんてぼうっとしてたら、なんだかだんだんむらむらしてきて。しばらく仕事漬けだったので、そうとう性欲が溜まってたみたいです。ずっと仕事にだけ意識を向けていたので気づかなかったんですけど、いちど溜まってることを実感しちゃうと、もうたまらなくうずうずしてきちゃいました。
チェックアウトまでオナニーでもしてようかな、でもふつうにしても収まらないくらいむらむらしてるしな……なんて考えながら、廊下にある自販機に飲み物を買いにいこうと、部屋を出ました。
ドアを閉じかけて、あ、オートロックだっけ、って思い出して、カードキーを取りに戻って、あらためて飲み物を買いにいきながら、思いついたんです。
これ、裸で締め出されたら、そのままフロントまで行くしかないな、って。
ひらめいちゃったらもう、実行せずにはいられませんでした。
でも、まだ早朝で、フロントのあるロビーには誰もいないような時間です。
せっかくならなるべく大勢の人がいるときに、全裸でロビーを歩きたい、と思いました。
ロビーに面して朝食会場のちょっとしたカフェみたいなコーナーもあったので、朝食時間をチェックして、混み合うころに降りていこうと決めました。
それから何時間かは、緊張と期待と興奮とで、いてもたってもいられませんでした。おま×こいじるくらいしかすることがなくて、だけどあくまで前戯のつもりで、やりすぎないように、あんまりイカないように、何度も寸止めしながら、ずっとオナニーしてました。もちろん全裸で、いつでも露出に繰り出せる状態で。
八時をまわったころ、さすがにやっぱりまずいかな、って少しだけ迷いながらも、こんなふうに性欲が最高潮な状態でタイミングよく露出できるような機会もないよねってことで、思いきって全裸のまま、廊下に出ました。靴下もスリッパも履いてない、完全な全裸です。
ドアを閉めると、ふるるるっと身体が震えました。ためしにノブをひねってみても、当然もう開けることはできません。
そのままわたしは、エレベーターに向かって歩きだしました。もうこの時点で、気持ちよくてたまらなかったです。
わたしが泊まっていたのは八階で、ホテル自体は十何階まであったので、ちょうど朝食の時間だし、ぜったいにエレベーターには人が乗っていると思いました。
エレベーターのドアが開くと予想通り、数人の人が乗っていました。平日のビジネスホテルということもあって、サラリーマンふうの男性ばかりでした。
全裸のわたしを見て、みんな驚いた顔でわたしの顔から胸へ、股間へと視線を下げていって、また顔を見ました。いきなり複数のそんな視線を浴びて、腰が砕けそうでした。
「すみません、オートロックで、締め出されちゃって」
そんなふうに言って、階数ボタンのあるあたりに立ちました。手で身体を隠すふりをしてましたけど、おへその上あたりに左手を置いて、右手はおっぱいを下から持ち上げるような格好で添えて、肝心な部分はぜんぜん隠していませんでした。
それからほとんど各階で止まるたび、正面から間近で裸を見られて、同じいいわけを何度も繰り返しました。
ロビーのある階につくころにはほとんど満員で、横にもうしろにもすぐ近くに知らない人がいるなかで、わたしだけ全裸で、ずっとおま×こがずきずきしてました。
ドアが開いて降りると、部屋へ戻るためにエレベーターを待っていた人たちと出くわしました。たしか七、八人はいたと思います。小さくどよめきが起こって、
「あの、オートロックで、出ちゃって」
と言いながら、そのあいだを裸で通り抜けました。
朝食会場は予想以上の混雑で、ほとんど満席状態でした。ロビーとのあいだには腰の低い仕切りがあるだけなので、その脇を通ると、なかの人たちからも丸見えでした。
(すごいすごいすごい……何十人にも裸見られてる……ううん、もしかしたら百人以上に……)
ロビーにはチェックアウトを待つ人も大勢いて、フロントにもけっこうな列ができてて。
四方八方が人だらけのなか、真っ白い裸のわたしは、とにかく目立っていたと思います。あちこちでざわめきが起きていて、注目されているのを実感して、おま×こは愛液垂れ流しの状態で、太ももから足の裏までべとべとになってました。
★このあと、全裸で歩くだけでは飽き足らず、大勢に向かって濡れた性器を見せつけながら絶頂まで迎えてしまう葵さん。この続きを、過激度満点のほか9編もあわせて、ぜひとも製品版でお楽しみください!
*
■タイトル
『露出体験告白 イキすぎた公開絶頂』
■作品形式
小説
■内容紹介
ホテルのロビーを全裸で歩き、ヌードモデルで性器まで開き、超ミニの制服で露出散歩を……
10人の露出痴女が告白する、すべて単独による自主的な、逮捕すれすれの過激体験談!
■もくじ
・露出目的で出たマラソン大会で、セパレートの白ユニフォームが濡れ透けて……(陽菜・18歳・大学生)
・絵のヌードモデルをしているうち、なにもかも見せたくなって性器まで広げ……(彩乃・28歳・看護師)
・整体の施術中にきわどい服装で胸や股間をちらちら見せてアピールしてたら……(舞・25歳・主婦)
・自分の性器を大写しにした写真を全校生徒の下駄箱に入れて間接的に露出を……(美織・19歳・専門学生)
・デリバリーを全裸で受け取り、ドアを全開にしてもたもた対応しているうち……(琴音・22歳・ショップ店員)
・転校先の学校でひとりだけブルマ姿で過ごし、恥ずかしくて、気持ちよくて……(真央・37歳・パート)
・ベランダで作業中の男性に窓越しに全裸を見せつけ、さらにはオナニーまで……(杏・18歳・家事手伝い)
・女子高生のふりをして、ほとんどパンツ丸出しの超ミニ制服で露出街歩きを……(夏芽・27歳・アルバイト)
・無性に見られたくて、さわられたくて、性器に指を入れてもらいに婦人科へ……(優花・23歳・会社員)
・オートロックで締め出されたふうを装い、混み合うホテルのロビーへ全裸で……(葵・24歳・デザイナー)
★PDF版:本文180ページ(約43,000字)
◎本書は表紙イラストのみ、NovelAIを使用して生成しています。
【著・謡森鈴音/構成・ハメット】
■配信サイト
・BOOTHさま
https://circle-hammetts.booth.pm/items/5047702・DLsiteさま
https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01093226.html・FANZAさま
https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_292270/・DiGiketさま
https://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0260550/