数時間後
「あの、今日はどちらに……?」
とある部屋に向かい、彼女を連れ立って歩いている。詳しいこと
は一切伝えずに連れ出したので不安そうな顔をしている。
「貴様の部下が会わせろと煩くてな」
「みんなが……い、生きてるのですか?」
「なんだ、あれから、約束を破って殺したでも思ったか」
「だって……確認させてくれないから」
「こちらも都合というものはある。いい加減、上がやかましかった
のでな。生かさず殺さずの上で、最低限の生活の保障を捕虜にも
施すのはなかなか難しい」
さっさと殺してしまえという声もある。捕虜に無駄に寛大という
噂は時として面倒な縛りを入れてくれるのが現実だ。
「あ、ありがとうございます」
「礼を言うのは早いがな。まぁ、まずは感動の再開といこうか」
とある部屋に入ると、厳重に拘束された捕虜たちが椅子に座らさ
れている。暴れてもまず解けない状態にされた上でだ。
辛うじて自由なのは目と手と耳だけだ。口は塞いである。なお、
下半身は裸だ。彼らのそれは現在は萎えている。他人のそれなど
あまり見たくはないがな。
「み、みんな!!」
「っ!!」
捕虜たちが立とうとして拘束されているから動けず椅子だけが
ぎしぎしと動く光景は、実にシュールだ。
まぁ、今からさせることを考えれば、こうでもしないと危険なの
だがな。
「どうだ? 感動の対面は?」
「み、皆を解放してっ!!」
キッとこちらを睨みつけてそう言い放つ。部下の前ということも
合ってか弱気な態度は見せられないというところか。
だからこそ、ちゃんと躾けないといけない。彼らには聞こえない
位置に移動する。
「彼らの要望、君の心配していた事を解消するために、応えて会わ
せてやったというのに酷い言い草だな」
「どうしてこんな拘束をっ!!」
「決まっているじゃないか。今から君がすることを考えれば、間違
いなくこうしておいた方が安全だからだ」
「私が……する……こと? ま、まさか}
先日、俺の部下の前でストリップショーをさせたことを思い出し
たのだろう。絶望的な表情をしながらも頬を赤く染める。
「彼らの安全は私と君の契約の上で成り立っている薄氷のものだ」
「くっ……は、はい」
「彼らも男だ。もう随分とご無沙汰でね」
最低限度の生活はさせてるが、女を与えたりは当然しない。
「っ!!」
「ちゃんとオカズを用意してあげないと可哀想だろう?」
「な……な……」
意味を理解してくれたようだ。私は他人に自分の所有物を心を
折るための作業以外で触らせる趣味はない。払い下げれば別だが。
「彼らには聞いたのだよ? 君でヌいたことはあるかとね?」
「っ!!」
「答えを聞きたいかね」
「け、結構ですっ!!」
まぁ、正直には答えてくれなかったがね。態度を見れば一発で
分かるというものだよ。
「改めて言うが今日は彼らだ。拒否権はない」
「そ、そんな……そ、それだけはそれだけは許してください!!」
「しなければ、彼らの命は明日にでも消える。それだけだろう?」
「そ、そんな……そんなことって」
涙を流して許しを請う。男なら心が揺れ動くのだろうか? まぁ、
俺にとっては大好物以外の何物でもないのだがね。
「やれ。できなければ彼らが死ぬ。それだけだ」
「ぅぅぅ……わ、わかりました」
部屋の中心に鎧姿で立つ。本来ならばその姿は味方を鼓舞し、力
を与えるだろう。だが、これから起きるそれはどうなのかな。
「ぅぅ、皆……こんな私の姿をどうか……見ないで」
そう言ってスカートを脱ぎ、ショーツが見えた瞬間、ごくりと、
部屋中に音が響いたような気がした。いや、気のせいではないかも
しれない。彼らには何が起きるかは当然伝えてはいない。
彼女が自分達の命のために身体を張ってるなどとは知る由もない。
ただ、ただ、彼らがいつも思い描いたことが今から起きるだけだ。
「いやぁ、見ないで……見ないで」
涙を流しながら下着姿になっていく。くくっ、捕虜たちのそれが
勃起し既に先走りの液まで出始めている。彼女はその事実から目を
逸らすように俯く。
「ぅぅ、み、見ないで……見ないで」
許しを請うようにこちらを見るが、当然無視をする。従わなけれ
ば彼らは助からない事を理解させるためだ。もっとも……俺の部下
の時は、最終的に裸で済ませてやったがな。
「しっかりと見せてくれ」
「いやぁっ!!」
喋れない彼らに代わって彼らの声を代弁してやる。彼らの視線は
彼女に集まっている。目が血走っているものがほとんどだ。
「くくっ、手伝ってやろう、俺の部下の時のように」
「いやぁっいやぁっ!!」
あの時は、結局脱がないからこうして脱がせて……見せるだけ
見せてはやったんだよなぁと。ブラとショーツに手をかけて一気に
下ろしてやる。
「どうだね諸君。君らがいつも思い描いてた天才少女騎士の裸は」
「いやぁ、見ないでぇっ!!」
良く聞こえるように捕虜に言いつつ、隠すなと彼女に耳元で囁く。
少し抵抗していたが諦めたのか裸身を晒す。
「良い格好だな」
「許して……もう、許してください」
「駄目だ。今日の本番はこれからだ」
そう言ってその場に彼女をしゃがませ大きく足を開かせと男たち
の視線がそこに集まる。
「ここにも毛があったんだが、剃ったからな。良く見えるだろう」
「っ!!」
「いやぁ、言わないで、見ないでぇっ!!」
助けたいんだろう? おとなしく従えと耳元で囁くと、泣きなが
らもおとなしくはなる。くくくっ。
「ほぅら、お前の裸でもう皆元気になってるぞ」
「ぁぁ、そんな……いやなの……ぅぅ、あぁっ!!」
指を開いて中を見せてやると身体を動かして必死になってこちら
に来ようとしている。まぁ、拘束からは逃げられないのだが。
まぁ、代わりに手は自由にしてやっているのはそのためだ。既に
しごいて射精しているものも多数だ。
「お前で興奮して、もう射精してるものまで居るなぁ」
「やぁ、そんなのいやぁ」
「くくっ、お前の戦う姿を見て勇気を出す者もいるが、当然お前を
汚す想像を居る奴らが大半だったようだぞ」
「そ、そんなの……そんなの嘘よ」
「嘘じゃないぞ。ほら、きちんと見るんだ」
強制的に顔を上げさせて現実を見せてやる。
「いやぁ、こんなの見たくないっ!!」
「なら、彼らはどうなっても良いのかな」
そう言うと……彼女はおとなしく自分で見る。やれやれ、健気な
ことだ。
「今から彼女が君たち全員のそれを口や手で慰めてくれるそうだ」
そう告げると部屋の空気が変わった。彼女は信じられないとこち
らを見る。
「ただし、手は拘束させてもらう。その目と耳とそれでじっくりと
音と彼女の姿と感触を味わえ」
「そ、そんな、そんな」
「助けたいなら、従うんだな」
「わ、わかりました」
そこからはあまり見ていて気持ちの良いものでもない。彼女は、
一人一人のそれを教え込んだテクニックで労わり尽くし、その欲望
を口で時には顔や胸に受け止めていった。
それが2周3周と続き、終わるころには既に涙も枯れ果て、全身が
性液まみれになっていたのは言うまでもない。
これでもまだ彼らを助けたいというならば、大したものだがさて。
その4に続く
まぁ、長かったのでここで分けたけど次は短い絵も少ない。うむ。
自分が守ろうとした存在に汚されるのもお約束ぅ。まぁ、自分のは
やり方が少々あれですがね。