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心狂兄は目を覚ます。
朝だ。
すると、隣の布団には心狂がいて、

「兄ちゃん、おはよう」

笑顔で彼を見つめる
日焼けした肌と太陽にさらされていない
肌がくっきりと分かれていた
タンクトップとハーフパンツ、
心狂兄の服だ

「お風呂一緒にはいろ!」

彼女は心狂兄の体の上に乗って
このようなことを言った。
だが、当然、兄として紳士として…

「だが断る」

と言うと…心狂が悲しい顔をするので

「わかったよ、だけど、いかがわしいことはするなよ」

「うん」

もちろん、心狂兄もいかがわしいことはしない。

「はやく入ろ」

彼女はタンクトップとハーフパンツ、ボクサーパンツを脱いですっぽんぽんになった。

「ここでか」

布団の上には脱いだ服が散らかっており
目線をあげると心狂の体が。
ニャンニャンダ島を楽しんだ痕跡が
はっきり見てとれて、
心狂兄も

「わかった、脱ぐからな、脱ぐから何もするなよ」

「わかった」

聞き分けのいい妹だ。
だが、正座でじっと見つめられて
恥ずかしい兄

「お兄ちゃん…アソコ」

「みっ見るなぁー!」

男たるものぐんぐんと伸びていた。

「じゃあいくぞ、お湯は蛇口で捻って、そのまま入るか」

「うん」

心狂は兄の手を握り
風呂へと歩いていく。

「兄ちゃん…禁断の愛とかさ…そういうのが脳内に浮かんだ…」

「おいおい、そういうのやっちまったら、壊れちまうと思うぞ」

「…」

「…」

兄はわかっていた。
心狂は兄のことを家族としても、
そして、恋人としての感情も芽生えていることに…。
だが、血の繋がった家族であるのは明白なため、心狂兄は兄として健全な関係を努めてきた。

だが、その心の思いも揺らぎ始めている。
なんとかして、冷静さを取り戻すべく
取り戻そうとして

「心狂…好きだよ…だけど、家族として、これからも接していきたい」

「兄ちゃん…そうだよね、禁断の関係は」

「うん」

「いいよ、だって、今、こうして一緒にお風呂に入れてるだけで、脳内じゃたくさんの物語が浮かびあがってるから、アハアハ(じゅるり)」

「それは、お前らしいな…あはは」

彼女は空想が好き、
現実ならば、いけないことでも
空想だったら、悲劇や喜劇として
描けるから、
空想の中に救いを求めるように
空想のキャラも空想に救いを求めていたり
と考えては心狂兄と議論を交わしながら
今日という日の本を考えていった。

(猫メモ)
パジャマを着させたら1枚目になったので
不思議です。日焼け肌の心狂は何だかすごいですね。

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