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お願い【とあるシンカロンの回想】

使用したAI niji・journey
やあ、やあ。
ウォーター。
元気かい?

「はい、異常ありません。」


ふふっ。
よいよい。

今日はね、
ちょっと聞いて欲しくってさ。

「???
 聞いてます。」


ありがと。

私には子供がいるの。

「開発者ってことですね?」


うーん、あってる?
人間として生まれてきた子供ね。

「なるほど。」


でもさ、私ってば
天才ではあっても生活力はないからさ、
生まれてすぐ施設の子にしちゃったの。

「ふむふむ。」


夫もそれが良いって言ってくれて、
まあ今の君たちが研究成果ってことだね。

「おお。」


子供にはさ、
施設建設の金出した人ってことで、
会いにはいけるけどさ。

私がお母さんです、
って名乗ったことはなくてね。

「お母さん、じゃなくて
 資金援助した人。」


そう。
だから?
なんというか、
会える方が辛くてね。

でも、我が子には会いたい、、、。
から、会っちゃう。

「なるほど。」


はぁー。

なんでかなー。
やっぱり、お腹の中で
10ヶ月は一緒にいたからかな?

他の子供がいてもさ、
特別に目に入ってくるわけよ。

「焦点が絞られるんですね。」


そう。
可愛くて、可愛くて。

でね?
夫も同じ立場で親とは名乗れてないからさ、
娘がね、施設で上手く行ってるか
心配なわけよ。

「気になりますね。」


うん。

で、ウォーター。
娘と友達になってきてくれない?

「、、、良いですよ。」


わっ、
ありがとう〜。


次:天才の無駄遣い【とあるシンカロンの回想】
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