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高級マンションの最上階。ママ友秘密倶楽部の応接室は、柔らかな間接照明に包まれていた。真っ白なソファに腰かけた初太くんの隣で、由香里会長の指先が艶やかにタブレットの画面を撫でる。

「ここにいるママたちは、みんな特別な愛を持っているの」
由香里は初太くんの緊張をほぐすように、優しく肩に手を置いた。高級な香水の香りが、少年の鼻腔をくすぐる。

「実はね、この倶楽部には素敵な伝統があるの」
由香里は意味深な微笑みを浮かべながら続ける。
「初めての時は、実のママを選ぶ子もいるのよ。それだけ、ママの愛は特別だってことね」

画面には様々なママたちの写真が映し出される。上品な和装姿の方、大人の色気を漂わせるドレス姿の方、清楚な雰囲気の方...。どの方も、母性と官能を秘めた魅力的な表情をしている。

「あ、この方に目が留まったようね」
由香里は初太くんの反応を見逃さなかった。
「優子ママよ。とても素敵な方なの。特に初めての男の子に対して、母性たっぷりなのよ」

優子ママの写真には不思議な魅力があった。ニットとエプロン姿で微笑む姿は、どこか初太くんの実母に似ている。けれど、その瞳の奥には、より深い愛の色が秘められているように見えた。

「この...この方に、お願いしたいです」
初太くんの声が上ずる。由香里は満足げに頷いた。

「素敵な選択ね。きっと忘れられない思い出になるわ」
由香里は意味ありげな笑みを浮かべる。
「ねぇ、もしかして...誰かに似てると思った?」

そう言って、由香里は初太くんの耳元まで顔を寄せた。温かい吐息が耳朶をくすぐる。

「男の子って、みんな最初はママみたいな人に惹かれるものなの。それは自然な本能よ」
初太くんの頬が朱に染まる。
「その気持ち、素直になればいいの」
由香里の声は蜜のように甘く、初太くんの心に染み込んでいく。
「きっと優子ママも、初太くんのことを可愛がってくれるわ」

由香里は立ち上がり、アンティークの電話台まで歩いていった。その後ろ姿は妖艶で、タイトスカートが美しい曲線を描いている。受話器を取る指先の動きまでもが官能的だ。

「もしもし、優子さん?素敵なお客様からのご指名よ」
由香里は初太くんを見つめながら電話をする。
「ええ、とても可愛らしい男の子なの。きっと気に入ってくれると思うわ」

電話を置いた由香里は、再び初太くんの隣に座った。
「優子ママ、とても喜んでくれたわ。明日の午後2時、このマンションの1507号室でお会いできるそうよ」

そして由香里は、初太くんの耳元で囁くように続けた。
「ママ友秘密倶楽部では、男の子の大切な初めての時のために、特別なお部屋を用意しているの」

「キングサイズのベッドに、柔らかなシーツ。そして...」
由香里は意味深な笑みを浮かべる。
「ママたちの愛情が、その部屋を特別な場所にしてくれるのよ」

初太くんの胸の高鳴りが聞こえるようだった。明日、自分を優しく包み込んでくれる優子ママとの出会い。その想像だけで、少年の頬は薔薇色に染まっていった...。

(※この物語はフィクションです。登場人物は18歳以上です。)

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