黒猫組 ナニモニャイ組長 アミガルズと共に【反抗作戦】
「なに、いつもニャワバリの裏を仕切ってくれてるからお互い様だ」
「生きてたら、茶でも飲もうか」
「武運を!」
「グランツカッツェ!」
通信を終わる。
今回の抗争は黄昏梟と越夜隊の
代理戦争だった。
鐘鳴会の方も武器を供与してもらい、
同じく黒猫組も同様であった。
黒猫組には戦車やBRが待機しており、
アミガルズの兵士もいる。
彼女にとって、心強い味方であった。
同じ、猫耳として魂が燃え上がる。
対する鐘鳴会の方も
千手観音シスターや真剣塾(しんけんゼミ)のシスターたち、微笑みのシスター、
越夜隊所属勢力が一同を介していた。
ナニモニャイはかつての
神の繭においては、大佐として、戦場を指揮していた。使用する武器はグロック17では、火力が足りないためM4A1を装備している。
「お嬢、配置準備完了、いつでもいけます」
若頭の参式条の通信が入る
「それじゃあいくぞ、戦車隊、越夜隊に向けて砲撃開始!」
激しい轟音が街中を木霊する。
「見せてもらいましょうかねー、黒猫のお嬢さん」
ロザリオを握りしめ煙草をふかし、
ちちぷい学園の学園長から
賄賂を渡して買った専用リムジンで
戦場を見つめる鐘鳴会のボス。
「とりあえず、様子見でスマイルドロイドで相手をしようかー」
微笑みの会がコントローラーでさっそく動かす。
「越夜隊のドロイドか、全員、物陰に隠れろ」
銃弾が飛び交う…
ナニモニャイは相手の行動から分析し、
こちらの出方を伺っているのだろうと推測する。
「ここは、BR隊が盾となって歩兵隊は裏から回る」
「ほほう、そうきたか、だが、甘いねぇ」
「うわぁー」
斬られる兵士たち
「あれは」
「越夜隊所属真剣塾(しんけんぜみ)生徒、私たちの真剣で、向上させてくから…」
無表情にアミガルズの兵士を斬ってゆく
「怯むな撃て」
「くっ」
銃弾を弾きつつも、ナニモニャイの隙をついた正確な一撃に、真剣塾のシスターを処理してゆく。
初めは劣勢かと思われたが、ナニモニャイが鼓舞し、ナニモニャイ自らも戦う様に隊員たちは心動かされてゆく。
「なかなかやるねー、面白いねーこのこは、よし、千手観音を呼び出してー」
「ボス!緊急事態です!」
「なんだってー?」
「黄昏梟からの援軍Rot協会赤ノ剣が現在、千手観音と交戦中」
「はっはっはー!なるほど、黄昏梟のトップも僕たちを潰しにきたとはねー面白いじゃないのー、このまま戦いを続けても厳しいと思うから、でも、データは取れたしいいでしょう」
鐘鳴会のトップは鐘を鳴らす
撤退の鐘だ。
これは勝利ではなく、戦略的撤退であることを理解するナニモニャイ
「追撃しますか?」
「いや、深追いになる」
今回の戦いは、黒猫組の勝利ではあるが、
鐘鳴会のトップの手腕には油断できないところもあるとナニモニャイは思った。
かくして、旧市街地を舞台にした
戦闘は黄昏梟の支援する黒猫組の勝利に終わるものの…
次の戦を見据えて組員の訓練を一層強化し、人員の損耗を防ぐことに努める計画を
立て、今後の反抗作戦を見据えた行動をする。
反抗の狼煙は消えることなく、
敗戦により鋭敏になる。
経験は思考を生み、思考は行動をうむー
(猫メモ)
組織の抗争物が描きたい今日この頃であります。『ファブル』を読んだ影響で黒猫組が生まれ、越夜隊と戦ううちに鐘鳴会が生まれる。どんどん広がる創造世界ですよ。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 70
- Scale 15
- Seed 991404785
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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