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護法童子トリシュラ エピソード1

使用したAI Dalle
20XX年、滅法の時到来─

人類が積み重ねた悪業から生まれた魔獣、バッドカルマが世界を蹂躙した。

「こんなのって無いよ…。あんまりだよ…。パパ、ママ、みんな…。」

まだ幼い少年、大黒摩訶論は全てを失い、廃墟となってしまった生まれ育った町で呆然と立ち尽くしていた。

「力が欲しいか?欲しいならくれてやる。」

突如として背後から聴こえて来た声。
振り返ると、そこには牛の姿をした奇妙な男が立っていた。

「ひいっ!変なおじさんっ…!」

一見珍妙ではあるが、ただならぬ雰囲気を放つその男に、摩訶論は思わずたじろいだ。

「変なおじさんでは無い。ワシの名はギュウ兵衛。護法善神マハーカーラが眷属である。力が欲しくばワシと契って護法童子になれ。」

突然の提案に摩訶論は理解が追い付かない。
護法童子…?魔法少女みたいな物だろうか。
訳がわからないよ。
しかし、自分の命以外の失う物を全て失ってしまった少年に、他の選択肢は無かった。

「なっ、なります!護法童子に…。僕は護法童子になってあの化け物をやっつけたい…!!」

牛の姿をした男は手印を結び叫んだ。

「願いは聞き届けたッ!受け取れ力をッ!!」

摩訶論の体を不思議な光が包み込む。

「護法童子トリシュラ顕現!バッドカルマよ悪輪廻から解脱せよ!!」

呪文

入力なし

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