おむつ卒業式
むかしむかし、あおやまみさきという おかあさんがいました。みさきは とくべつな アプリをつくりました。
このアプリは、こどもたちが おむつをはずせるようになるまでの じかんを しらべるものでした。
みさきは きづきました。「みんな ちがうんだ!」
あるこは はやく、あるこは ゆっくり。
それぞれの こどもには、じぶんだけの ペースがあるのです。
みさきは かんがえました。「みんなちがうなら、みんなにあった かいだんをつくろう!」
そこで、みさきは ふしぎな かいだんをつくりました。
かいだんの かたちは、みんなちがいます。
あるこの かいだんは まっすぐ。
あるこの かいだんは くねくね。
でも、どのかいだんも てっぺんまで のぼれば おむつとさよならできるのです。
みさきは みんなに はなしました。
「みんなちがうから、みんなとくべつ。
じぶんのペースで のぼろう、じぶんだけの かいだん!」
みんなは わらって うなずきました。
そして、じぶんだけの かいだんを のぼりはじめました。
おしまい。
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