後輩ちゃんランジェリーのカタログ風撮影(大嘘)

2023/08/27

使用したAI Stable Diffusion

『おーい？』
「は～い？」
『お前さ、ランジェリーでって言ってたよね？頼んできた撮影の内容は』

断っておくが、二人はカメラマンとモデル、という関係ではない。かといって付き合っているカップルがふざけあって下着姿を撮っている、というわけでもない。単なる勤め先の先輩後輩、という間柄にすぎないのだが。
齢をとって目も当てられない体型になる前に綺麗な身体を残しておきたい、というこの女の頼みにいやいやながら応えるために、男は埃を被っていた一眼レフカメラを自宅の納戸から引っ張り出し、徹夜でメンテナンスしてきたわけだが・・・

「下着とは言いましたけど～？あれ～？パイセンなんか期待しちゃってました～？ﾌﾟｰｸｽｸｽ」
『はぁ・・・バカも３日有休消化してから言え』

冗談ではない。というのはランジェリーでなかったことに対する失望感に対してではない。この女の言動のほうが問題なのだ。
はっきり言ってこの男、見た目の幼く見える婦女子にだけ性的嗜好をそそられる下卑た男である。分かりやすく言わなくとも所謂ロリコンである。初潮を迎える前後の女児にしか反応しないのだこの男のアレナニは。要するに男にとって完全に趣味嗜好の対象外ストライクバッターアウト！な見た目なのである、この豊満我儘ボディの持ち主は。それを【ナニか期待していた】と言い放たれては心外にもほどがあるというものだ。

『記憶に残る写真を残しておきたいってのたまったのはお前でしょうよ、それで下着っていったら、もっとほら、こう、あるだろう色々！！』
「いやわたし体型維持が目標なんで飾っておいて毎日自分の体つきと比較するだけッスよ」

あまりのバカバカしさ加減についカっとなる。

『スマホで鏡に映った贅肉撮っとけって話だろう！！』
「びえーひどい！こういうときはぜい肉とか貶すんじゃなくって、エネルギーの詰まった魅惑の肢体デスネって褒めるのが大人の男じゃないんスか～!!」

言葉を放った瞬間、ちょっと言い過ぎたとは思ったが。涙目で訴えられてはさすがにたじろいでしまう。こういうときの女の涙は本当に卑怯だ、勝てる算段なぞ見当もつかない。ひとつ、ため息を吐いて男は観念したように言葉を選びながらどうにか絞り出した。

『あー、いやすまん、悪かった、本当に言い過ぎたし言葉選びも悪かった、ゴメン』
『と、とりあえずさ、希望通りの撮影はするとして、どうだろう？そのあとにでもこないだの海沿いのバーガーショップ、奢るから、ね？機嫌直してとは言わないけど』
「じゃあ早速ポーズとるんで！ヨロシクッス！！写真もバーガーショップも！ごちになりや～す！！」

呆れて開いた口が塞がらないとはこのことか。この切り替えの早さも含めて女は本当に卑怯だ。
・・・やはり純真無垢な少女が一番だ。

男はつくづく後悔した。この女の胃袋は化け物だった、と思い出すのにさほど時間はかからなかった。

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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