【樹海のかみさま】地獄の班決め:琵樹の接近
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー2章4話:地獄の班決めよりインスパイア
「琵樹は天然だよなー!」
「そう? 私ただ眠ってただけなんだけどなー」
「琵樹、授業ちゃんと受けなきゃダメじゃない!」
「ぬふふ! 夏葉もちょっとウトウトしてたけどね、可愛かったなぁ! 写真撮ってあるよ」
「なーーッ!? 消しなさいニコラ!」
海知たちとも既に打ち解けている。ていうか名前呼び捨て早えよ、ムカつく。
「ぬふふ、ほの囮、何睨んでるの? 愛しの海知を取ったりなんてしないよー!」
「……は? 睨んでないけど」
「凄い睨んでたよ。前髪で目が隠れてたからわかりづらいけどさ。やっぱり嫉妬ボルケーノ! って感じ!? ねぇねぇねぇ!」
「あー、はいはいボルケーノボルケーノ」
ぶっきらぼうに返す僕に、月潟はまた近づいてきた。
「犀潟くんもこの『いつメン』とかいうののメンバーなんだよね? それじゃお話ししようよ」
「違う、断じてコイツらのいつメンではない……」
「ふーん。ねぇ、目、合わせてくれないの?」
「……………」
「図書館で受け止めてくれたときは合わせてくれたのに」
「ーーーーッ! 今ここでそれやめろ……本当に取り返しのつかないことになっても知らないからな?」
月潟が首を傾げる。
僕に近づく女子はもれなくニコラが何らか干渉をするだろう。恐らく月潟とて例外ではあるまい。……何となく、この子が酷い目に遭うところを見たくない。凄まじい罪悪感とそうさせてはならないという義務感が何故か僕の中に同居していた。
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