もしも彼女がTSしたら_04 デート編①
今日はひろみと喫茶店に来ている。
ダラダラと長い残暑も一段落し、ようやく秋の気配が漂ってきた。
と、ここまでならばよくある休日の風景なのだが、唯一そうでない点がある。
今俺の目の前にいるひろみの中身はただのオッサンなのだ。
オッサン(inひろみ)「どうした?今日はこんなシャレた所に連れ出して」
俺「いや、せっかくの休日なんでたまにはこういうデート的なのもいいかなと。中身があなたなのがとてつもなく残念ですが」
オッサン「それはお互い様だ。なんでオレが好き好んでオトコとデートしなけりゃならないんだ。オレは生粋の女好きだからな」
俺「分かってます。でも毎日ろくに仕事もせず俺の家でグータラしてるのを見てるとなんかもったいないなって……」
オッサン「ハイハイ、分かったから皆まで言うな。そうだったな、オマエはこのカラダが目当てだったんだもんな」
俺「(小声で)人聞きの悪いこと言わないでくださいよ!」
オッサン「で、この服はオマエが選んだのか?」
俺「ええ、まあ。今はネットで簡単に買えますからね」
オッサン「なかなかいいじゃないか。こういうジャケット、オレも若い頃はよく着てたんだぜ?」
俺「え?そうなんですか?」
そういえば俺はオッサンの過去を何も知らなかった。
オッサン「おう。こう見えて……ってもはや面影も無くなっちまったが、若い頃はちょっとしたプレイボーイだったんだからな」
俺(そうだったのか。なんかかわいそうなことしちゃったかな)
オッサン「そうしょげんなって。それにこのデニム?も、着る時はさすがに恥ずかしかったが、着てみると案外サマになるもんだな。さっき便所で鏡見たら我がカラダながら惚れちまったぜ。下を見れば常に谷間を拝めるのも素晴らしいじゃないか。あっと、ちゃんと女便所に行ったから安心しな」
俺「あ、ありがとうございます……?」
褒められたのは嬉しかったが、やっぱり違和感は拭えなかった。
続き→ https://www.chichi-pui.com/posts/f6210b0a-7186-43e6-92bb-38f3d5492df9/
※コーデの画像を生成していたらたまたまネタになりそうな雰囲気になったので作ってみました。
『もしも彼女がTSしたら』第一話はこちら→ https://www.chichi-pui.com/posts/eb3bf0b9-56e9-4300-b91e-322411ace037/
9/23デイリーランキング32位獲得!ありがとうございます😉
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