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墓地で出会った少女とのその後(前編)

使用したAI NovelAI
https://www.chichi-pui.com/posts/0fb0519d-aa72-4da4-b36a-7d9f76e3b7fa/
↑の後日譚です。

 彼女と出会ってから3か月。
 いつも彼女がお泊まり予約するのは、日本屈指の高級ホテルの、上層階スイートルーム。そして、情けない話だが、料金は彼女が支払ってくれている。
1回目は俺が払おうとしたら、「私の我儘でお付き合いいただいているので」と、頑として払わせてくれなかった。
もっとも、俺の3ヶ月分の給料が吹っ飛ぶくらいの部屋代と後から知って、腰が抜けたが・・
2回目のとき、次は普通のホテルで、と伏してお願いしたが、彼女は嬉しそうに笑うだけだった。

 そして、3回目のデートの朝チュン時。
コンビニおにぎりでいいと言ったにもかかわらず届けられたルームサービスの朝食を食べながら、次のデートプランの話をしようとしたとき・・
「再来週の木曜の夜、お時間いただけません?」
これまでは彼女の学校の関係で土曜の昼からオンリーだったのに、平日とは珍しいな。
翌日は普通に出勤日だが、まあ休みは取れるだろう。
「実は、私の家にお招きしようと思っておりまして・・」
家? それってご両親にご紹介するやつ? お父上に怒鳴られるやつ?
「ふふっ・・そういう話ではありませんから、ご安心ください」
「ふだんの服で、気軽にお越し頂ければ・・あ、そうですね、お気に入りのお酒を1本、お持ちいただけますか?」

 翌々週の木曜日。
教えられた住所は、観光地にも隣接した、ベイエリアに聳え立つ高層タワー。
玄関からして庶民お断りの威圧感で満ち溢れてるんですが・・オートロックだとは思うが、ボタンが見当たらない。
彼女の家にお邪魔する嬉しさより、何が起こるんだろうという緊張感しかない。
といって帰るわけにもいかず、電話で到着の連絡をしてみる。
『はい、いま開けますので、そのまま突き当たりまで進んで、先のエレベーターにお乗りください』
自動ドアが1枚、2枚と開き、ホールの両端にエレベーターが並んでいる・・のを横目に、一見するとただの壁に見える最奥に向かう。
近づくと、自動なのかリモートなのか、壁が音もなく開いた。
その先にはエレベーターが1台。乗り込むと、操作盤の階数ボタンは上下の2個だけ・・専用エレベーター?

 高速のエレベーターが止まって扉が開いたところには、小さなホールと、玄関扉が1つ。あ、1フロア1世帯てやつですか。
「ふふっ、お待ちしていました」
玄関扉が開き、笑顔の彼女が顔を出す。
「エレベーターと連動して、チャイムが鳴るんですよ」
なるほど、便利だね・・と彼女の身体を見ると、スケスケのベビードール?ネグリジェ?スリップ?とにかく、エロい。
何ですか、そのカッコは。いくら家でも、ご家族に怒られますよ。
「実は・・私、一人暮らし、なんです」
・・え、ここで一人? あー、門限がないって、そういうことか・・にしても、こんな豪華マンションに?
「この家は、パパが買ってくれて・・あ、パパというのは、実の父親ですので、勘違いなさらないでくださいね」
つまり、よくわからないけど、超がいくつも付くような資産家のお嬢様、ってことですか。
「そうなんでしょうね。自分のお金ではないので、自慢できる話ではないのですが・・」
「まずはお食事にしましょうか・・ふふっ、この部屋に家族と業者の方以外が入るのは、初めてなんですよ」

 用意された料理は、量こそ多くないが、素人目にも良い素材で丁寧に作っているのがわかる。
リクエスト通り、特別な日の赤ワインを手土産に持ってきたが、さすがに見劣りするなあ・・
「そんなことはありませんわ。むしろ、この銘柄は、いい意味で私の想像を超えられてしまいました。私もまだまだ未熟ということですね」
未熟、って、君、お酒飲める年齢だっけ。
「ふふっ、冷めないうちにお召し上がりください」
あ、ごまかしたな。

 細かいことは気しないで乾杯。
「本当なら手料理でお迎えしたいのですが、今日は絶対に失敗できない日なので、馴染みのレストランから届けていただきました」
ふむ・・失敗できない日?
「今日、私の誕生日なんです」
おー、そうなんだ。ハッピバースデーおめでとう。
「家族も含め、誰かと誕生日を過ごすのは小学生のとき以来なので、わりと浮かれてるんですよ」
なるほど、浮かれた結果がその衣装なのね・・ま、そういうことなら仕方ないか。
ここでうっかり年齢を訊いたら、またイエローカード出されるから止めておこう。
「いえ、そろそろお教えしても良いと思いまして。今日で・・」
だいたい想像通りだった。やっぱお酒が飲めない歳じゃん。

 絶景を見ながら、美女とともに至高の食事を堪能する。うーん・・
「・・何かお考えですか?」
おもてなしには感謝するが、この雰囲気は小市民には不相応だなあ、って。
「ふふっ、安心しました」
「今までお金や地位目当てに近づいてくる殿方は少なくなかったのですが、貴方様がそういう方でないのを、再認識できましたから」
「白状しますが、今までお泊まりでは、わざと高級な部屋を選んで、貴方様の反応を観察させて頂いておりました。ええ、好印象でしたよ」
じゃあ現時点では、お眼鏡に適ってる、ってことでいいのかな。
「さあ、どうでしょうか・・そろそろ、身体の相性を確認しませんか。ふふっ」

<<後編↓に続く>>
https://www.chichi-pui.com/posts/944e88f4-86df-426f-8a27-ed6697224d2e/

呪文

  • Steps 28
  • Scale 3.5
  • Seed
  • Sampler k_euler_ancestral
  • Strength
  • Noise
  • Steps 28
  • Scale 3.5
  • Sampler k_euler_ancestral

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