遠藤一郎少佐 (第一機械化歩兵(改)中隊長)
少佐なのに中隊長なのは彼の軍学校時代の悪評があった。
模擬戦及び戦略戦については天才的で、軍学校在学中負けなしであったが、座学がまるでやる気がなく総合すると成績は中の下であった。
しかし、座学がせめて平均点あれば確実に首席であったと担当教官は証言している。
遠藤少佐はわずかな期間で機械化歩兵部隊を再編、軍直轄組織とし、かつ機械化歩兵に対する人道的権利を確立した。
民兵扱いであった部隊を特殊正規軍として認知させたのは彼の努力以外何者でもない。
さらに機械化歩兵に対して、人間でいう当然の権利である人権を限定的ながら規約化したのである。
それには、本人への業務名誉はもちろん、恩給や戦闘記録の義務化も含まれていた。
余りにも速すぎる対応は、彼が王族関係者との繋がりがあったとの噂もあったが定かではない。
そして、2年後には強襲戦闘行為を旨とする部隊、第三機械化歩兵中隊を新設した。
これは、中隊規模ながら各隊員の資質が高いため、大隊以上の戦力となるものであった。
新部隊編成をこれほど急いだ件について、「2年前に時間稼ぎの捨て石にされた、彼女たちへの手向けだ」と遠藤少佐は語ったと言う。
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