『妹を溺愛の姉姫』フィリーネ・ユルラシカは、妹を追い掛ける
『まったくあの子は、勝手に出て行くなんて……王族として、いえ……姉として、きっちりと〝教育〟しませんと! …………あぁ、もう! 妹が心配ですっ! じいや!? 私も街に行きます! 後は、頼みまふっ! っ! ふに゛ゃっ!(痛)』
慌てていたフィリーネは、自ら舌を噛んでしまい、負傷してしまった。
何故、そのような事になっているのかというと……
遡る事、三十分前――
フィリーネ(姉)
「フィー? どこぉー? フィー!? ……ふぅ、まったくっ! あの子、一体どこに行ったのでしょうか?」
溺愛している愛しの妹、フィオーネが居ない事に気づき探していた。
すると、彼女を見掛けた兵士の一人が、〝妹は戦争を回避する為、人間たちの街へと向かった〟と報告する。
その事がわかった途端、突然、不機嫌になるフィリーネ。
フィリーネ(姉)
「あなた……何故、妹を……フィーを、止めなかったのですか……? ギロリッ |д゚)」
狐男上級兵士
「っ! も、申し訳ございません! 報告を受けた時には、もう既に出発した後だったようでして――(;'∀')ははは」
フィリーネ(姉)
「……何を、笑っているのですか? ギラリッ|д゚)」
狐男上級兵士
「っ! ひ、ひぃぃいーっ!! ど、どうかお命だけはご勘弁を――!」
兵士を睨みつけるフィリーネに対して、恐れながら理由を話す。
今の彼女を止められるのは、じいやしかいない。
報告していた狐男上級兵士は、彼女からそそくさと逃げ足で、宰相(じいや)の元へと駆け足で向かって行った。
* * *
じいや
「はぁ、はぁ、はぁ……ぅ、ごほごほっ、あ、姉姫様まで、はぁはぁ、ダメですぞ!」
慌ててやってきた、じいや。
先ほどの兵士から助けを求められて、フィリーネの元へと駆け寄ってきた。
フィリーネ(姉)
「おぉ、じいや! ちょうど良いところに……私も、人間たちの街へ向かいます! ですので、後の事は頼みまふっ!! ふに゛ゃぁあー!! いぎゃ$、%!#ぃ! (痛い!(´;ω;`)ウゥゥ)」
【ステータス表示】
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フィリーネは、8796ダメージを受けた。
追加:舌を負傷した。(全治一時間)
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続く――?
* * *
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- Steps 62
- Scale 13
- Seed 228825601
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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