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阿龍田警察は、終末シティに蔓延る
不穏分子に対して裁判権を経ずに
刑を執行する権限が
黄昏梟及びCosmosOrderより
与えられている。
終末シティもとい、この世界において
裁判は死んだ。
なぜなら、暴力こそが正義だからだ。
最初は賄賂に始まり、
時代を経るごとに殺し屋による
暗殺が横行する。
国のトップは毎月、暗殺者に取って代わり
長年勤めた者はいなかった。
ゆえに、政治は機能不全に陥り、
市民は放置国家となった国に絶望、
終末事変によって
台頭したのが、国の暗部を担っていた。
越夜隊に至る。
当時の黄昏梟は、そうした人類社会の
システムを文化によって、アートによって
どうにかしようと、想像を獲得することで、変革を狙った。
だが、武装なき声は、武装ありし鐘によって壊された。
そして、前組織のメンバーたちが
立ち上げたのが、黄昏梟、
崩壊した社会システムの再構築…
そして、
阿龍田稲瑠は、地治釜委によってALTAIR世界が滅ぼされた生き残りである。
いや、正確には、SEEKERによって、
再生された生命体だ。
天使と人間のハーフ、年齢は111歳
胸は貧乳、だが、今回の阿龍田は
その中の分体の一人、
34歳は表向きの設定として扱われており、
No.34 サシでの戦いを好む警察官だ。

荒廃した世界に現れるわ、
白の聖歌隊の皮で作った微笑みの仮面を
被った微笑みの一派、

「うふふふ、私たちは、クーラーのなかで操作してるから楽だわ」

微笑みの一派は直接戦闘は
行わず、自身が組み込んだメカで
戦う頭脳派集団、

白の聖歌隊
赤の聖歌隊

の有利な方につき、
その勝利に微笑む派閥で

赤と白の動乱の時は
赤の聖歌隊 ローズ・リップの
味方をしていた。

「サシでの試合を望まないか、いいだろう、ならば!PBRおよび阿龍田警察特殊部隊 AST」

阿龍田特殊部隊が、装甲車から出てきて、
34の合図で銃撃と砲撃を開始する。

かくして始まる。

微笑みの一派との戦闘、
その裏では、
ミニトイレを抱えた狐耳の女の子がいる。

「うぅ、帰れなくなったコン」

彼女は、当初、Faze1にて猛威を振るった旅人陣営の狐耳少女ミラエル、彼女は
この地には、既に未練がなく、
むしろ、戦況が降りになった
時にほかの旅人と一緒にワープして
脱出しようとした…だが…

「誰が、逃がすかー!」

赤の聖歌隊の機体レッドベルによって
ワープ装置が破壊され、
ミラエルは、混乱のままに、
この終末シティでサバイバル生活を余儀なくされた。

「お腹空いたこん…みたらし団子食いたいな…」

空は晴天、心は曇天
そんな風にぼぉーとしてる間に起きた
戦争、ミラエルはミニトイレを抱えながら眺める。

「もう、旅人陣営なんて、止めて、警察に…」

ミラエルはトコトコと歩いてゆく
ボロボロの布切れに、
耳は汚れ、
頬はこけていた。
以前の、ミラエルとは
思えないほどのやつれ具合だった。
骨と皮、そんな彼女がよろよろとやってくる。

風呂にはいってないせいか、
すぐに気づかれた。

「誰だ貴様!」

銃を向けられる。
刑の執行は、隊員たちにも
付与されており、ここで撃って殺すことができた。
だが、隊員はアノマリィの可能性を
考えつつ、敵の存在が何を欲してるのか、
それに…彼らは
ニャワバリで暮らしてることは

「猫耳か!?猫耳だな?」
「コッコ、にゃ、にゃあ~」

ミラエルは生き残るために嘘を付いた。
狐耳ではなく、猫耳として、
Foxが詐欺を働いた。
だが、生き残るために真実を言えば、
殺される…この極限下では
ミラエルは嘘をついて、
彼らの保護につく。

「サシ、猫耳を保護しました」

皆からはサシと呼ばれている。

「そうか、うゆは彼らを倒す、装甲車の中に避難させておけ」
「了解!それじゃあ、名前は」
「ミニャ…ミニャ・チュールティ」

ミラエルは偽名を使った。
ここでの世界で生き残るために

「ミニャ…トイレ、なんだか、指名手配犯としてマークされていたような、確か、タマネギ殺しの…」

「にゃ~」

か弱いボイスで甘えるその姿に
隊員は心奪われた
ミニャ・チュールティは
装甲車の中でじっとする。
お腹が鳴る…

外は爆発と剣劇の音で
怯えている。

「うちの猫耳にあげるチュール食うか?」
「うん…ちゅーちゅー」

久々の食事に涙を流す
ミラエル…

死ぬかと思っていた…孤独だった…
だが、旅人ゆえに、そして、
指名手配犯として
マークされていたが故に

黄昏梟にも越夜隊にも旅人からも
離れ、一人でサバイバルし
そして、敵であった黄昏梟の一組織
阿龍警察の保護下におかれ、
涙を流す。

「にゃー、にゃぁぁー!」

猫として生きることを誓った
ミラエル…そんな悲しき狐耳娘を撫でる
隊員、

「うちの子にしたいな…」

ボソッと呟く隊員だった。

「貴方強いわね、だけど、これはどうかしら」

頭上から、蜘蛛形の巨大ロボットが
襲い来る。

人など豆粒なそれは、
ビームを放ち装甲車を破壊する。

「サシ!」

「うゆの奥義を使う、殲滅☆天使!」

召喚されるは、巨大なバスターソード
背中には翼がはえ、

敵を斬らんと、立ち向かう

「ふふふ、この蜘蛛は簡単には立ちきれなくてよ!」

微笑みの一派は嘲笑する
勝利の微笑み、
人一人で何が…
いや、この状況こそが
34にとって、絶好の機会だった。

「うゆは、なぜ、サシを好むか知ってるか!」

「なんですの」

「命を感じる瞬間が、今、この瞬間だからだー!」

「阿刀ー滅ー」

一刀両断され、爆発する、
越夜隊のメカ…

「ふふふふ、面白かったわ、また遊びましょう」

微笑みの一派のミニメカは飛び去ってゆく

彼らの目的は…戦闘データの収集、
そして、阿龍田のデータだったのだろうと認識すると、

「くそ、微笑みの一派は、プレイヤーを倒さなきゃ意味ないのか!」

自身の無力さに怒りを示す阿龍田

だが、守れた命もある。

それは、
ミラエル、生き抜くために
嘘をつき、ミニャ・チュールティとして
生きる少女の姿。

だけど、この気持ちは本物だった…

「サシさん、ありがとう」

涙を流して笑顔を向けるその姿に
34も泣いた…

その後、阿龍田稲瑠No.34はミラエルを養子として引き取り

後方でオペレーターとしての仕事を与えた。

ミラエルにとって幸せなことであった。
だから、嘘をつく、生きるために
これからも、でなければ、
終末の世界はサバイブできない。

『差合乃菊』 Song
https://suno.com/song/442ff54e-e884-4e8a-b120-4b76386a4c7d

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