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最弱だと誰が決めた?

使用したAI NovelAI
ギルドで受けた依頼。いつものゴブリン退治。
依頼主はこの国の王宮からの様だ。
噂レベルだけど、この国の最強部隊の「白薔薇騎士団」がゴブリン討伐に失敗して全滅したとかしないとか。正式な発表はされてないけど。
そんなこんなで奴らの住処であろう洞窟にやってきた。いつもの5人組。小鬼殺し。ドワーフ。リザードマン僧侶。女神官。エルフであるアーチャーの私の5人。
私と女神官はいつもの後衛。前衛の男3人の後ろを続いて歩いて行く。
狭い通路をしばらく歩いて行くと、前方に少し開けた広間の様な場所が見える。男達は広間の手前で立ち止まると、壁を背に立ち広間の中を覗き込む。
手で問題なしの合図を送ってくる。緊張が少し和らぐ。
前衛の3人が広間に歩みを進める。私達もそれに続く。
目の前で前衛の3人が右へ吹き飛んでいく。
左から飛んできた何かにぶつかった様に見えたが!
私と女神官はまだ通路にいて広間に入っていなかった為大丈夫だったが、何か水飛沫が飛んできた。
熱っ!
さっきのは水を魔法の力で飛ばしてくるウォーターボール?
熱かったからおそらく熱湯で作り上げた玉だったのだろう。吹き飛んだ3人の方をちらっと覗き込んだが、地面に倒れたままバタバタともがき苦しんでいる。すぐに立ち上がらない所を見ると相当のダメージらしい。早く神官の地母神の力で回復させないと危ない!だが、奥の闇から押し寄せてくるゴブリンの大軍に3人はあっという間に飲み込まれた。それぞれ武器を手に持ったゴブリンは容赦なく3人に叩きつける。
私は女神官の手を引っ張ると洞窟の入り口に向かって走り出す!
「な、何で入り口に?3人の所に行かないとっ!」
広間の状況を見ていない彼女はまだあの3人を助けようとしている。もう無理だよ。
後ろからゴブリンの気味の悪い声が迫ってくる。

ダメだ!とても逃げきれない。
私がしっかりしないと!
「洞窟から出たら貴方はそのまま走り続けなさい。来た道くらいわかるでしょ!」
「ぇっ?あ、貴方は、」
「大丈夫!入り口で出てくるゴブリンを少しだけ足止めするから。ありったけの矢を喰らわせてやる。すぐに後から追いつくから。」

洞窟から出たあと、彼女はそのまま走り続けた。
その背中に向かって謝罪の言葉を呟いた。

「ごめんね。あと追うのは無理そうかも。さっきの攻撃私もちょっと足に喰らったんだよね。でも、貴方1人逃げ切る時間は稼いでみるよ。」

呪文

入力なし

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