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紅の少女

使用したAI ちちぷい生成機能
恋人同士になった彼女との日々はそれなりに楽しいものだった。
でも、いつからかだろう、彼女が心の中に何か得体のしれないモノを住まわせていると気が付いた。
ソレは、僕に牙を向けることは無かった、それでも僕は恐怖してしまった。
彼女と距離を取り、恋人関係を自然消滅させようとした僕だったが、知り合いの別の女性に、「彼女が怖い」など、相談、愚痴を聞いてもらううち、その人に惹かれ、関係を持ってしまった。
それからは早かった。僕はその人を新しい恋人として付き合いだした。
浮気だと自覚はあった、でも僕は問題を先送りした。
彼女にバレないように人目を避けて逢瀬をしていたが、二人でいるところを彼女にバレてしまった。

「ねえ、何で浮気したの?」

可愛らしく首を傾げて彼女が言った。でも表情は無表情でそれが恐ろしい。

「い、いや本当に、悪かった……、でも……」

彼女は無表情のまま、幽鬼の様に虚ろな目で僕を見つめている。

「ねえ、何で浮気したの?」

いやあれは本当に『彼女』が『僕』を見つめてるのだろうか?

「あんたが怖いから、私と付き合いたいって彼が言ったのよ!」

彼女の傾げていいた首が元に戻る。

「ねえ、何で浮気したの?」
「あんたはフラれた過去の女なのよ、さっさと消えなさいよ!!」
「消えるのは貴女よ」
「え?」

一瞬だった。彼女はいつの間にか目の前から消える。

「こひゅぅうううう」

隣にいた恋人が奇妙な声をあげるとその場に倒れた。
倒れた恋人を見ると首に深い傷があり、そこから赤い液体が勢いよく噴出していた。
僕たちの修羅場を遠目から見ていた野次馬たちの悲鳴が聞こえる。

「ねえ、何で浮気したの?」

僕の後ろから彼女の声がした。

「な、何が……」

怖かった。後ろを振り向きたくなかった。今すぐ逃げ出したかった。

「こ、こ、ころ……」

振り返ると血の付いたナイフを握った彼女が立っていた。

「ねえ、何で浮気したの?」

銀色の閃光が煌めいた。

横たわる身体と徐々に薄れていく意識の中、彼女を見てようやく気が付いた。
浮気で彼女を怒らせた。
それは違う。
僕の不誠実を彼女は悲しんでいたんだ。
正直に言うべきだった、ハッキリと「君が怖い」と伝えるべきだった。

「ご、め……、んね……」
「……」

彼女は無言で僕を見下ろしている。
せめてもの謝罪をしようと最後の力を振り絞る。

「か、な、し……、ま……、せ……」

最後の最後で声が出なくなった。
でも彼女には伝わったようだ、僕が最後に見たのは彼女の笑顔。
他人には狂気に支配された悪魔の笑顔にしか見えないだろうけど。

ああ、本当に喜んでいる。
すごく素敵な笑顔だ……。
僕はこんな可愛い子を、理解しようとせず、裏切って、悲し、ま、せて……。


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その場の思い付きで小説風の駄文を書きあげました。
クオリティは目をつぶってください。

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